自在結び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/29 11:36 UTC 版)
自在結び(じざいむすび)は、ロープを芯に結びつける方法(ヒッチ)のひとつ。張り綱結び(はりづなむすび)とも[1]。英語ではトートライン・ヒッチ(Taut-line hitch)という。
結び方
自在結びは、以下のようにして結ぶ。
- 芯に紐を掛け、ひと結びの状態にする。
- さきほどと少し離れたところで、動端を元端側のロープに対して、交点に荷重がかかるように2重の巻きを施す。
- 続いてすぐ近くにひと結びをする。
- 動端を引っ張って結び目を締める。
結び目は、ステップ1でつくったひと結びのところとステップ2から3でつくったところの2箇所にできる。
最初のひと結びは省略することもある[2]。
特徴・用途
ステップ2~3でつくった結び目を芯に近づけると結びはゆるくなり、芯から離すときつくなる[3]。張り綱結びという別名の通り、アウトドアでテントの張り綱を固定するために用いられる。
参考文献
- 羽根田治 『アウトドア・ロープテクニック』 山と溪谷社、1999年。ISBN 978-4635043052。
- 羽根田治 『結び方全書―暮らしに使える170の結び』 池田書店、2009年。ISBN 978-4262152257。
- 小暮幹雄 『暮らしに役立つひもとロープの結び方』 新星出版社、2001年。ISBN 978-4405070783。
- 小暮幹雄 『決定版 ひもとロープの結び方便利手帳』 ナツメ社、2012年。ISBN 978-4816352744。
自在結び
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 04:45 UTC 版)
張り綱の固定などに用いれるヒッチで、結び目を移動させて張りの強さを調節できる。
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