膵臓と脾臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/16 00:28 UTC 版)
江戸時代中期、杉田玄白・前野良沢らは、『ターヘル・アナトミア』を『解体新書』として訳出するに当たり、南千住村小塚原(こづかっぱら)処刑場で、罪人の腑分け(解剖)に参加したが、脾臓があまりにも立派だったので、「これに『にくづきに卑しい』という名前をつけては失礼である。「あつまる」の意味を持つ字を旁にして、膵臓としよう」と相談がまとまったという話が伝えられている。しかし、脾を膵臓そのものに限定してしまうと、矛盾を生じることもあり、現在では膵臓と脾臓の機能をあわせたものではないかという見方が一般的になっている。
※この「膵臓と脾臓」の解説は、「脾 (五臓)」の解説の一部です。
「膵臓と脾臓」を含む「脾 (五臓)」の記事については、「脾 (五臓)」の概要を参照ください。
- 膵臓と脾臓のページへのリンク