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美宅成樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/11 03:34 UTC 版)

美宅 成樹(みたく しげき、1949年3月2日[1] - )は、日本の分子生物学者名古屋大学名誉教授。元日本生物物理学会会長。

三重県松阪市生まれ。1971年東京大学理学部物理学科卒業、78年同大学院理学系研究科博士課程中退。1973年「リポゾームの音波物性の研究」で理学博士。1976年東京大学工学部物理工学科助手、1980年東京農工大学工学部助教授、94年1月教授、2003年名古屋大学工学研究科教授、2006年日本生物物理学会会長、2013年定年退任、名誉教授、豊田理化学研究所客員フェロー。[2][3]

著書

  • 『分子のひもの謎を解く 生体をつくる力』裳華房 ポピュラーサイエンス 1992
  • 『子どもにきちんと答えられる遺伝子Q&A100 遺伝のしくみからクローンまで』講談社ブルーバックス 2000
  • 『分子生物学入門』岩波新書 2002
  • 『親から子へ伝わる遺伝のしくみ 生きもの探検!』大石容子絵 数研出版 2007
  • 『生物とは何か? ゲノムが語る生物の進化・多様性・病気』共立出版 2013

共編著

  • 『ヒトゲノム計画と知識情報処理』金久実共編著 培風館 1995
  • 『できるバイオインフォマティクス』広川貴次共著 中山書店 2002
  • 『バイオインフォマティクス』榊佳之共編 東京化学同人 応用生命科学シリーズ 2003
  • 『即活用のためのバイオインフォマティクス入門』広川貴次共著 中山書店 2004
  • 『生物物理学ハンドブック』石渡信一,桂勲,桐野豊共編 朝倉書店 2007
  • 『Webで実践生物学情報リテラシー』広川貴次共著 中山書店 2013
  • 『計算科学講座 7(第2部計算科学の展開)ゲノム系計算科学 バイオインフォマティクスを越え,ゲノムの実像に迫るアプローチ』編 共立出版 2013

翻訳

  • ジェームス・トレフィル『科学1001の常識 生命・遺伝子・素粒子・宇宙・・・』講談社ブルーバックス 1993
  • バートランド・ジョーダン『ヒトゲノム計画とは何か 全世界を巻き込むDNA解析プロジェクト』講談社ブルーバックス 1995
  • Robert A.Day『はじめての科学英語論文』丸善 1997
  • ジェームス・トレフィル『科学101の未解決問題 まだ誰も答えを知らない』講談社ブルーバックス 1999
  • ピーター・リトル『遺伝子と運命 夢と悪夢の分岐点』 講談社ブルーバックス 2004
  • R.A.デイ, B.ガステル『世界に通じる科学英語論文の書き方 執筆・投稿・査読・発表』丸善 2010

脚注

  1. ^ 『現代日本人名録』2002年
  2. ^ 美宅 成樹 | 公益財団法人豊田理化学研究所” (日本語). 2021年2月14日閲覧。
  3. ^ 豊田理研

外部リンク

先代:
石渡信一
日本生物物理学会会長
2006年 - 2008年
次代:
曽我部正博



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