置きろう付け
ろう付けの一種で、すえろう付けともいう。ろう付けとは、ろう材を加熱溶融し、継ぎ手の狭い隙間に濡れおよび毛管現象によってろうを添加し、接合する方法であるが、通常のろう付けでは、母材を加熱しながらろう材も同時に加熱溶融させて行われる。置きろう付けはろう付け部分にあらかじめろう材を置き、ろう付け継ぎ手を加熱して行う。この方法は、熱源やろうの種類、作業方法などにより多種があるが、母材を最小限の加熱で行うので、ろう付けする母材の熱容量が大きい場合に行われる。
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