缶切りの発明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 15:15 UTC 版)
当初、缶切りは発明されず、開封には金鎚と鑿(のみ)が用いられ、戦場では銃剣でこじ開けたり、銃で撃って開けたりした。そのため、内容物が固形物に限られ、液状のドリンク類は入れられなかった。1858年、アメリカのエズラ・J・ワーナーにより缶切りが発明されると、液体なども入れられるようになり、内容物のバリエーションが広がった。さらに、その後、缶切りが無くても開けられる様にイージーオープンエンドが発明された。 19世紀の末に缶詰の生産が軌道に乗り、キャンベルやハインツのスープのように日常食となり得る品質の製品が現れ始めると、缶詰食は一種のステータスシンボルとなった。
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