編鐘の階名についてとは? わかりやすく解説

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編鐘の階名について

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 15:01 UTC 版)

編鐘」の記事における「編鐘の階名について」の解説

編鐘階名は、伝統的な五声のうち角以外の4つ基本階名としている。具体的には、宮から完全5度取っていく順番説明すると、「宮(C、以下カッコ内は宮をCとしたときの音名)」、「徴(G)」、「商(D)」、「羽(A)」までは五声階名そのままだが、その羽から完全5度取ったときの音、すなわち五声では角に当たる音の階名は「宮角(E)」と称して新たな基準とし、そこからまた完全5度を取るごとに「徴角(B)」、「商角(F#)」、「羽角(C#)」とし、そこから更に完全5度取ったときの音は「宮曽(G#)」と名付けてまた新たな基準とし、そこからまた更に完全5度を取るごとに「徴曽(D#)」、「商曽(A#)」、「羽曽(F)」としている。すなわち編鐘階名では「角」の文字基本階名としては採用されず、「曽」とともに「宮」・「商」・「徴」・「羽」の下に付け加えて変化音を示す語として採用されているのである。宮をCとして音高順に並べ替えて表にまとめると次のうになるCC#DD#EFF#GG#AA#B五声宮 商 角 徴 羽 編鐘階名宮 羽角 商 徴曽 宮角 羽曽 商角 徴 宮曽 羽 商曽 徴角

※この「編鐘の階名について」の解説は、「編鐘」の解説の一部です。
「編鐘の階名について」を含む「編鐘」の記事については、「編鐘」の概要を参照ください。

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