絶対リスク減少
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 15:13 UTC 版)
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絶対リスク減少(ぜったいリスクげんしょう)とは、「絶対リスク減少率」もしくは「絶対リスク減少度」、「絶対リスク低下」などとも呼ばれ、疫学における指標の1つで、非暴露群(対照群)と暴露群(介入群)における疾病の頻度の差。非暴露群(対照群)の発生率から暴露群(介入群)の発生率を引いたものが絶対リスク減少となり、暴露効果の強さ(介入により減少する発生率)を示すことが出来る。
疾病あり | 疾病なし | 計 | |
---|---|---|---|
暴露あり | A | B | A+B |
暴露なし | C | D | C+D |
計 | A+C | B+D | T |
- 奥田千恵子 『道具としての統計学(改訂第2版)』金芳堂、2011年、P119、ISBN 978-4-7653-1501-2
- 奥田千恵子 『たったこれだけ! 統計学』金芳堂、2009年、P40-44、ISBN 978-4-7653-1392-6
- 奥田千恵子 『医薬研究者のための 研究デザインに合わせた統計手法の選び方』金芳堂、2009年、P97-98、ISBN 978-4-7653-1376-6
- 野村英樹,松倉知治 『臨床医による臨床医のための 本当は優しい臨床統計』中山書店、2005年、P15-16、ISBN 978-4-521-01901-7
- 能登洋 『やさしいエビデンスの読み方・使い方』南江堂、2010年、P94-95、ISBN 978-4-524-26208-3
- 能登洋 『臨床統計はじめの一歩Q&A』羊土社、2008年、P93-95、ISBN 978-4-7581-0655-9
関連項目
- 絶対リスク低下のページへのリンク