結合係数の実測
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/28 19:02 UTC 版)
変圧器の結合係数は、JIS C5321に定められた測定法によって自己インダクタンスLopen と漏れインダクタンス(短絡インダクタンス)Lsc を実測して求める。Lsc は変圧器の一次巻線、または二次巻線を短絡して、他方から実測することにより得られる値である。実測したLopen とLsc から以下の式で結合係数k が求められる。結合係数は一次側から実測しても二次側から実測しても同じ値になる。 k = 1 − L s c L o p e n {\displaystyle k={\sqrt {1-{\frac {L_{\mathrm {sc} }}{L_{\mathrm {open} }}}}}}
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