級分けの例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/16 06:05 UTC 版)
ある年の学測受験者が161,567人で、100点満点の試験を行った場合、級分の決め方は以下のようになる。 受験生の上位1%にあたる人数を求めると、161,567/100=1,616人(小数点以下切り上げのため)となるため、上位1,616人の点数の総和を求める。この点数の総和が151,497点であったとする。 次にこの上位1%の平均点を求め、さらにこれを15で割ると、(151,497/1,616)/15=6.25点(小数点以下第3位を四捨五入)となるため、これが級区分の幅となる。 実際に点数を級区分にあてはめる際には、まず0点の者を0級分とする。 その後、2.で求めた幅ごとに、0.01点~6.25点を1級分、6.26点~12.50点を2級分と級分けを行い、81.26点~87.50点が14級分となる。 最上級の15級分については14級分よりも高い点数の者全員となるため、この場合は87.51点以上が全員15級分となる。
※この「級分けの例」の解説は、「大学学科能力測験」の解説の一部です。
「級分けの例」を含む「大学学科能力測験」の記事については、「大学学科能力測験」の概要を参照ください。
- 級分けの例のページへのリンク