米選機とは? わかりやすく解説

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米選機 (まいせんき)

米選機 玄米中に混入している屑米選別に、昭和前期より40年代までに使用した万石異なり金網用いないが、網線を強く張って選別面をつくる。線面上流下する玄米中の屑米は、線の隙間から落下し、良玄米は線面上そのまま流下する。線間隔調節と、支脚調節により線面の傾斜角変えることができる。線面の長さ103cm、幅46.5cm、岡山市イリノ製の銘がある。

米選機

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/28 16:31 UTC 版)

米選機(べいせんき、ライスグレーダー、英名 rice grader )とは、イネの調製作業で用いる農業機械の1つである。籾すり後の玄米から屑米(くずまい)やごみなどを取り除いて、品質の一定した良質な玄米を選別するための機械である。

発展の歴史

縦線式米選機

近代的な米選機は、岡山農栄社が昭和10年から量産開始した「縦線式米選機」にさかのぼる。それは「イリノ式自動米選機」という愛称でその後全国的に広く普及した。第二次世界大戦後も引き続き、複数の農業機械メーカーで縦線式米選機の生産・販売が行われた。

昭和40年代には、原動機を動力とする回転式(ロータリー式)米選機が開発された。そして現在では、選別から計量、袋詰まで一貫した作業ができる「自動選別計量機」(選別自動計量機ともいう)へと発展している。

米選機の種類

  • 縦線式米選機
  • 横型回転式米選機
  • 縦型回転式米選機

現代の主流は、縦型回転式米選機能と自動計量機能を組み合わせた「自動選別計量機」である。

関連項目



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