第7親衛空挺師団 (ロシア空挺軍)とは? わかりやすく解説

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第7親衛空挺師団 (ロシア空挺軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/12 03:25 UTC 版)

第7親衛空中強襲師団
創設 1945年4月26日
所属政体 ソビエト連邦
ロシア
所属組織 ロシア空挺軍
編制単位 師団
兵科 空挺兵
兵種/任務 空中強襲作戦
所在地 クラスノダール地方ノヴォロシースク
編成地 ポロツク
標語 勇気、大胆、名誉
Мужество, отвага, честь
上級単位 空挺軍司令部
戦歴 第二次世界大戦
ハンガリー動乱
チェコスロヴァキア侵攻
アフガニスタン紛争
第一次チェチェン紛争
第二次チェチェン紛争
南オセチア紛争
シリア内戦
ロシアのウクライナ侵攻
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第7親衛空中強襲師団(だい7しんえいくうちゅうきょうしゅうしだん、7-я гвардейская воздушно-десантная дивизия;略称7 гв.ВДД)は、ロシア空挺軍師団。空挺軍司令部隷下。クラスノダール地方ノヴォロシースク駐屯。

歴史

  • 1945年:白ロシア、ポロツクにおいて、第8親衛空挺軍団第322親衛落下傘連隊に基づき、第7親衛空挺師団編成。
  • 1945年:第3ウクライナ戦線第9軍の編成下において、バラトン湖(ハンガリー)地区に投入。
  • 1945年4月26日:師団に対して、「2等クトゥーゾフ勲章」授与。師団の創設日。
  • 1945年5月:ハンガリー、トレジュボン市で終戦を迎える。
  • 1948年10月:リトアニアのカウナス市、マリヤンポリ市に配置転換。
  • 1956年:ハンガリー動乱に参加。
  • 1968年:チェコスロヴァキア侵攻に参加。
  • 1985年5月:師団に対して、赤旗勲章を授与。

1979年10月、第80親衛落下傘連隊を基幹に第39独立空中強襲旅団が創設された。

編制

  • 師団司令部(ノヴォロシースク
    • 第3高射ミサイル連隊
    • 第6整備回収大隊
    • 第162情報大隊
    • 第185軍事輸送航空飛行隊
    • 第286宅配郵便業務隊
    • 第629工兵大隊
    • 第743親衛通信大隊
    • 第967降着支援中隊
    • 第1681用具支援大隊
    • 第3395空中機動陸軍病院
  • 第97落下傘連隊
  • 第108親衛空中強襲連隊
  • 第247親衛空中強襲連隊
  • 第56親衛空中強襲連隊
  • 第1141親衛砲兵連隊

歴代師団長

職名 就任年 氏名 階級
師団長 1945年 - 1952年 グリゴリー・ポリシチュク 親衛少将
師団長 1952年 - 1955年 ゲオルギー・ゴロファスト 親衛大佐
師団長 1955年 - 1956年 アレクセイ・ルダコフ 親衛少将
師団長 1956年 - 1958年 ピョートル・アンチポフ 親衛大佐
師団長 1958年 - 1961年 イワン・ドゥドゥラ 親衛大佐
師団長 1961年 - 1963年 ピョートル・チャプルイギン 親衛少将
師団長 1963年 - 1966年 ドミトリー・シュクルジエフ 親衛少将
師団長 1966年 - 1970年 レフ・ゴレロフ 親衛少将
師団長 1970年 - 1973年 オレグ・クレショフ 親衛少将
師団長 1973年 - 1975年 ニコライ・カリーニン 親衛少将
師団長 1975年 - 1978年 ウラジーミル・クラエフ 親衛少将
師団長 1978年 - 1982年 ウラジスラフ・アチャロフ 親衛少将
師団長 1982年 - 1984年 ユランチン・ヤルイギン 親衛大佐
師団長 1984年 - 1987年 ウラジーミル・トポロフ 親衛少将
師団長 1987年 - 1990年 アレクセイ・シグトキン 親衛少将
師団長 1990年 - 1992年 ワレーリー・ハツケヴィチ 親衛少将
師団長 1992年 - 1994年 グリゴリー・カラブホフ 親衛少将
師団長 1994年 - 1997年 イーゴリ・ソローニン 親衛少将
師団長 1997年 - 2002年 ユーリー・クリヴォシェーエフ 親衛少将
師団長 2002年 - 2005年 ニコライ・イグナトフ 親衛少将
師団長 2005年 -2007年 ヴィクトル・アスタポフ 親衛少将
師団長 2008年 -2010年 ウラジーミル・コチェトコフ 親衛大佐
師団長 2010年 -2012年 アレクサンドル・ヴャズニコフ 親衛少将
師団長 2012年 -2014年 ヴァレリー・ソロチュク 親衛少将
師団長 2014年 -2019年 ローマン・ブレウス 親衛少将
師団長 2019年 -2022年 アンドレイ・スホベツキー 親衛少将
師団長 2022年 - アレクサンドル・コルネフ 親衛大佐

脚注

  1. ^ 「ウクライナのスナイパーがロシア将軍を射殺…演説中に狙撃」”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします. 2022年3月7日閲覧。

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