積分球とは? わかりやすく解説

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せきぶん‐きゅう〔‐キウ〕【積分球】

読み方:せきぶんきゅう

光源光束などを測定するための中空の球。内側に光を拡散する白色塗料塗布され、球の中心に光源設置して測定する


積分球

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/11 01:38 UTC 版)

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電球や小型ランプの測定用の大型積分球

積分球とは、反射率拡散反射率)の高い粉末を内側全面に塗った中空の球のこと。光学測定でよく用いられる。

塗布剤

紫外・可視・近赤外の領域では、中空球の内側の塗布剤として酸化マグネシウム酸化アルミニウム硫酸バリウム硫酸マグネシウム酸化亜鉛などが用いられる。

赤外領域ではが用いられる。

応用

積分球を用いた透過率測定、反射率測定の原理

積分球は透過率量子収率拡散反射率などを測定するときに用いられる。

拡散反射光だけが検出器に入るように、入射光を取り除くための遮光板が検出器の前には置かれている。

参考文献



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