稲垣那奈子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/07 05:09 UTC 版)
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基本情報 | ||||
生誕 | 2000年8月24日(24歳) | |||
身長 | 164 cm (5 ft 5 in) | |||
国籍 | ![]() |
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出身地 | 埼玉県川口市 | |||
経歴 | ||||
プロ転向 | 2023年(LPGA96期) | |||
プロ勝利数 | 1 | |||
優勝数 | ||||
日本LPGA | 1 | |||
成績 | ||||
初優勝 | リゾートトラストレディス(2025年) | |||
賞金ランク最高位 | 日本女子:130位(2024年) |
稲垣 那奈子(いながき ななこ、2000年8月24日 - )は、埼玉県川口市出身の日本の女子プロゴルファー。眞田雅彦に師事[1]。三菱電機所属[2]。
経歴
両親の勧めで10歳からゴルフをはじめ[3]、日本女子大学附属中学校、共立女子第二高等学校でゴルフ部として活動[4]。2017年のゴルフダイジェストジャパンジュニアカップ優勝[5]や、2018年に中国で行われたアニカ・ソレンスタムインビテーショナルなどで優勝したが、中学時代に腰椎分離症に見舞われ、ヘルニア寸前まで深刻化したことから「自分の体をコンディショニングできる力をつけて勉強してからプロになりたい」と、競争率の高いプロテストは受験せずに、スポーツ科学部のある早稲田大学へ進学してスポーツ健康科学を専攻する[4]。2022年にはナショナルチーム入り[6]。大学の卒業論文のテーマは『ゴルファーと腰痛の関連性』であった[4]。
大学卒業後の2023年にプロテスト合格[7]。
2025年6月1日、「リゾートトラストレディス」最終日に首位タイから出て、2バーディ、3ボギーで73とスコアを落としながら、通算7アンダーでツアー初優勝を遂げた[8]。2023年プロテスト合格の96期生で初優勝。また早稲田大学出身者として国内女子ツアー史上初の優勝であった[9]。
トーナメント優勝
ツアー優勝
JLPGAツアー(1)
No. | Date | Tournament | スコア | 2位との差 | 2位(タイ) |
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1 | 2025年5月29日-6月1日 | リゾートトラストレディス | −7(67-71-70-73=281) | 1打差 | 神谷そら 川岸史果 |
脚注
- ^ “|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会”. 一般社団法人日本女子プロゴルフ協会. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “稲垣那奈子&吉澤柚月が三菱電機と3年間の所属契約”. GDOニュース. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “稲垣 那奈子 | JGA:日本ゴルフ協会”. www.jga.or.jp. 2025年6月1日閲覧。
- ^ a b c “稲垣 那奈子 プロフィール|ゴルフ”. ゴルフ総合サイト ALBA Net. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “2017(第20回)ゴルフダイジェスト・ジャパンジュニアカップ”. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “選手一覧 2022年度 | JGA 日本ゴルフ協会”. www.jga.or.jp. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “2023プロテスト合格者 - 稲垣 那奈子|JLPGA|日本女子プロゴルフ協会”. 一般社団法人日本女子プロゴルフ協会. 2025年6月1日閲覧。
- ^ “早大卒の24歳・稲垣那奈子がツアー初優勝 96期生一番乗り「両親、すべての人に感謝を」”. ゴルフ総合サイト ALBA Net (2025年6月1日). 2025年6月1日閲覧。
- ^ “稲垣那奈子が初V 早大出身としても女子初「うわ~、優勝しちゃった」スポーツ科学部で人体学んだ経験活き「間違っていなかった」/デイリースポーツ online”. デイリースポーツ online (2025年6月2日). 2025年6月2日閲覧。
外部リンク
- 稲垣那奈子(日本女子プロゴルフ協会のプロフィール)
- 稲垣那奈子 (@nanako._.ina) - Instagram
- 稲垣那奈子のページへのリンク