社名と鎮座地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/10 15:31 UTC 版)
社名は「奈良波良神社」であるが、『皇太神宮儀式帳』では「楢原神社」と表記する。社名より、周辺がナラの木の原野であったことが分かるが、鎮座地の宮古は豊受大神宮(外宮)の神田である「宮古御園」のあった場所である。 『勢陽五鈴遺響』は、鎮座地「宮古」の名がこの地に遷都が予定されたものの大仏山が湧出したためにかなわず、地名だけ都(=宮古)になったと解説する。『式内社調査報告』ではこの説を「妄説」と断じているが、社名の「奈良波良」と「宮古」(=都)の関係を指摘している。玉城町役場は、宮古の旧表記は「宮子」であり、神様の恵を受ける宮の子であると解説する。
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