真葛の女性思想について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/13 05:32 UTC 版)
真葛の孔子批判については、馬琴はほとんど拒否反応に近いものである。『独考論』では「学ばず問うことなき婦人なんどの、経済をあげつらい、聖教を侮らば、誰か取りて本とすらん」と述べ、馬琴編の『独考抄録』では真葛の論を「いたく孔子を詰り、十哲を嘲い、孟子をそしりたり」と要約している。そして、聖賢の教えをあげつらうことなどは、むしろ侮りを国外に招くような行為であり、到底、承伏できない旨を記している。
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