盲目の時計職人
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『盲目の時計職人』(もうもくのとけいしょくにん、The Blind Watchmaker)は、1986年に出版されたリチャード・ドーキンスの著作。自然選択による生物進化の解説と、反対論の論破を行う啓蒙書。 また、同じく遺伝子中心視点 (Gene-centered view of evolution) に関する著作『利己的な遺伝子』に対する批判への論駁も行っている。
- ^ 『ブラインド・ウォッチメイカー—自然淘汰は偶然か?』早川書房, 1993
- ^ リチャード・ドーキンス『盲目の時計職人』中島康裕他訳、早川書房、2004年(原著1986年)、pp.24-25。ISBN 978-4152085573。「ダーウィンが発見し今や周知の自然淘汰は、盲目の、意識をもたない自動的過程であり、何の目的も持っていないのだ。(中略)もし自然淘汰が自然界の時計職人の役割を演じていると言ってよいのなら、それは盲目の時計職人なのだ。」
- ^ 『ハムレット』の一節 "METHINKS IT IS LIKE A WEASEL" を、完全にランダムな28文字の文から「突然変異」と累積選択のシミュレートによって導くプログラム。
- 1 盲目の時計職人とは
- 2 盲目の時計職人の概要
- 3 概要
- 4 外部リンク
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