目安の提出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 08:13 UTC 版)
目安の書出は「乍恐以書附御訴奉申上候事」を用い、続いて公事銘(事件類型)と当事者名が記載された。その後ろに本文が記され、請求の趣旨およびその原因、証拠などが記され、最後に訴状提出の年月日・訴訟人の証明捺印が記され、管轄する奉行所・代官所・評定所などの訴訟機関に提出された。 ただし、地域や内容によっては訴訟人だけでなく地元の町役人・村役人の奥印を必要とし、更に訴訟人の属する領外に相手方が属する場合には、所属する領主の添簡(添書)の添付を必要とした。
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