盧カンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 盧カンの意味・解説 

盧カン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/23 08:48 UTC 版)

盧 𢝖(ろ かん、生年不詳 - 786年)は、唐代官僚本貫范陽郡涿県[1]

経歴

潁王府諮議参軍の盧子騫の子として生まれた。貞観年間の工部侍郎の盧義恭の玄孫にあたる。若くして蔭官により仕官し、職にあっては才幹と器量で知られた。閬州録事参軍・監察御史・殿中侍御史金州刺史を歴任した。宰相の楊炎に厚遇され、長安に入朝して左司郎中・京兆少尹となり、京兆尹に進んだ。盧𢝖は学問がなかったが、権貴要人によく仕えて、その統治は苛酷で荒っぽいものであった。盧𢝖は宰相の盧杞に憎まれて、弾劾を受け、撫州司馬同正に左遷された。のちに饒州刺史に転じた[1]貞元元年(785年)、福州刺史・福建観察使となった[2]。貞元2年(786年)7月乙未[3]、病没した[1]

脚注

  1. ^ a b c 旧唐書 1975, p. 3566.
  2. ^ 旧唐書 1975, p. 348.
  3. ^ 旧唐書 1975, p. 353.

伝記資料

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  盧カンのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

盧カンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



盧カンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの盧カン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS