異聞雪女
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/11 01:25 UTC 版)
白音山に伝わる雪女の物語は、よく知られているものとは全く異なる。彼女は晦日の吹雪の晩に雪赤子を抱いて現れ「この子を抱いて下さいまし」と言う。断れば冷たい奴と凍らされ、赤子を抱いたとしても何十倍にも膨れ上がった赤子に押しつぶされて死んでしまう。 8年前、男はスキーをしに白音山へ行った。その年は酷い異常気象でスキーどころではなく、彼も行きつけの宿で足止めを食らっていた。宿の煙草も売り切れ、彼は外の自動販売機へ煙草を買いに行った。その帰り道、同じ宿に泊まる柄の悪い2人の男の姿を見つける。ひとりは目の前で氷漬けになり、もうひとりは大きな穴の底に押しつぶされていた。その時、男の目の前に雪女が現れた。そして男に向かって「この子を抱いて下さいまし」と語りかける。
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