田中千代松
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/25 05:35 UTC 版)

田中 千代松(たなか ちよまつ、1881年(明治14年)2月2日[1] - 1929年(昭和4年)12月2日[2])は、衆議院議員(立憲民政党)、弁護士。
経歴
埼玉県北足立郡北谷村[3][4](安行村大字北谷[3]、川口市、草加町を経て現草加市[4])で田中平十郎の六男として生まれる[5]。1911年(明治44年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、司法官試補となった。1913年(大正2年)、判事となって、青森地方裁判所と大阪地方裁判所で勤務した。しかし兄の衆議院議員田中左司馬の死により退官し、郷里で弁護士事務所を開業するかたわら、兄の政治活動を引き継いだ[6]。
埼玉県会議員を経て、1928年(昭和3年)の第16回衆議院議員総選挙に出馬し、当選した。
その他、埼玉製織会社の取締役を務めた[5]。
脚注
参考文献
- 田中千代松のページへのリンク