生ぶ刃とは? わかりやすく解説

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生ぶ刃(うぶば)

刀を新たに打ち上げた際、刀身刃区から上へ三、四寸にわたって刃先鋭利に研磨せず、いわば刃を引いたような状態にしておくことがあり、これを生ぶ刃と称する刃区部分堅牢さを保つ目的から、実用に支障のない部分にあえて刃を付けない考え方からのものであろう研磨回数が増すほどに生ぶ刃も失なわれてゆくところから、生ぶ刃のある刀は研磨回数少ないことの証し、あるいは健体を保っていることの証明として尊ばれる要素となっている。現代刀新々刀、まれに新刀にも生ぶ刃をみることができる。



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