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甘粕継成

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/02/09 00:31 UTC 版)

甘糟継成（あまかすつぐしげ/つぐなり、天保3年3月12日（1832年 4月12日） - 明治2年11月29日（1869年 12月31日））は、江戸時代後期（幕末）から明治時代にかけての米沢藩の重臣。家格は侍組平侍。変名は「新保勘左衛門」。備後守。幼名は半蔵・虎之助。号は酔月楼。

^ 上田正昭、津田秀夫、永原慶二、藤井松一、藤原彰、『コンサイス日本人名辞典第5版』、株式会社三省堂、2009年　51頁。
^ 『甘糟備後継成遺文』甘糟勇雄編1960.6「戊辰役参謀甘糟備後継成　北越日記」
^ 『北越日記』五月朔日P179「西軍追々越後へ繰込み已に高田に充満し、会兵之を拒かんとして、数千の兵を処々に押出し、是が為に七郡の民心甚動揺、多くは会藩の雇ふ処の幕府兵隊水戸脱藩兵等乱暴を恣にして、人民を侵掠するが、為に率ね会を悪んで窃に官軍へ内通する者多く、或は米沢の旧恩を慕て来て御救助を願う者少なからず」
^ 『北越日記』六月十三日P282「此に至りて佐川・河井評議の上深く千坂総督を推して諸軍の総将とし、大小となく号令を下さんことを乞う。　然らざれば諸藩の兵隊烏合にして統一せず、規律節制又立つ処なくて敗軍の基なりと伝。・・・爾後諸藩共に千坂大夫を単に総督と称し、余を参謀と単称して名いはず。」

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