甘い罠 (1963年の映画)とは? わかりやすく解説

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甘い罠 (1963年の映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/17 06:33 UTC 版)

甘い罠
監督 若松孝二
脚本 峰三千雄、若松孝二
出演者 五所怜子
竹田公彦
撮影 門口友也
公開 1963年9月3日[1]
上映時間 82分
製作国 日本
言語 日本語
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甘い罠』(あまいわな)は、1963年に製作された若松孝二監督の日本映画シネスコフィルム。モノクロ作品。

概要

1963年9月3日公開。東京企画制作[2]。宝映配給[3]ピンク映画にジャンル分けされるが、当時はピンク映画のジャンル名はなく、配給会社からのちに分類されたものである。

のちにコンビを組む足立正生によると病欠した監督の代打として監督した作品[4]で、他者の企画であることもあり、若松本人は「見せたくない作品」と自身の履歴にも載せるのをためらっていたという。若松によれば予算は180万。撮影期間は約2週間。長らくフィルムは所在不明となっていたが、フィルム収集家の寄贈により発見され、2010年・ぴあフィルムフェスティバルでサプライズ上映された[5]。ただし当時公開された82分中、54分に編集されたものだけが現存している。

若松孝二生誕80年を記念して、2016年10月、YouTube若松プロダクションチャンネルで現存する54分全編が公開された[6]

出演

スタッフ

  • 監督:若松孝二
  • 脚本:峰三千雄[7]、若松孝二
  • 撮影:門口友也
  • 照明:磯貝一
  • 音楽:柳沢剛
  • 製作:東京企画 
  • 配給:宝映

出典

  1. ^ 甘い罠(1963)”. 映画.com. 2020年1月30日閲覧。
  2. ^ 若松孝二 監督作品”. 若松プロダクション. 2020年1月30日閲覧。
  3. ^ 甘い罠”. 日本映画情報システム. 2020年1月30日閲覧。
  4. ^ 若松孝二生誕80年祭「甘い罠」公開記念 足立正生監督「『甘い罠』と初期の若松プロダクション」”. 若松孝二 (2016年10月17日). 2020年1月30日閲覧。
  5. ^ 幻の若松孝二監督処女作、『甘い罠』上映決定!”. PFF (2010年7月23日). 2020年1月30日閲覧。
  6. ^ ̪̪4月1日は若松孝二監督の誕生日!幻のデビュー作『甘い罠』を現存する映像で一挙54分全公開!過激に生き、メッセージを発し続けた作品を回顧--”. cinefil (2017年4月1日). 2020年1月30日閲覧。
  7. ^ 足立正生によると若松も含む集団名

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