瑞穂_(小惑星)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 瑞穂_(小惑星)の意味・解説 

瑞穂 (小惑星)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/30 08:35 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
瑞穂
2090 Mizuho
仮符号・別名 1978 EA
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1978年3月12日
発見者 浦田武
軌道要素と性質
元期:2010年7月23日 (JD 2,455,400.5)
軌道長半径 (a) 3.074 AU
近日点距離 (q) 2.659 AU
遠日点距離 (Q) 3.488 AU
離心率 (e) 0.135
公転周期 (P) 5.39
軌道傾斜角 (i) 11.80
近日点引数 (ω) 340.03 度
昇交点黄経 (Ω) 337.93 度
平均近点角 (M) 225.48 度
物理的性質
スペクトル分類 S
絶対等級 (H) 10.99
色指数 (B-V) 0.871
色指数 (U-B) 0.499
Template (ノート 解説) ■Project

瑞穂(みずほ、2090 Mizuho)は、小惑星帯にある小惑星である。

1978年3月12日浦田武静岡県清水市(現・静岡市清水区)にあった観測拠点「ヤキイモ・ステーション」で発見した。日本のアマチュア天文家によって発見された最初の小惑星である。

命名

名称は発見者の娘の名からとられたもので、小惑星回報(MPC)4482で公表された[1][2]

なお、彼女(1972年 - 2004年)[3] の死後、彼女の婚約者のニックネームに由来する (9986) ひろくん が、浦田によって命名されている。

発見

この天体は、その後600個を超える小惑星を発見(共同発見を含む)する浦田が、最初に発見した小惑星である。

これ以前に小惑星を発見した日本人には、及川奥郎窪川一雄三谷哲康がいるが、彼らはいずれも大学の天文台に所属する専業の天文学者である。このため、瑞穂は日本のアマチュア天文家によって発見された最初の小惑星でもある。また、世界的にもアマチュア天文家による小惑星発見自体が約30年ぶりのことであった[4]

これを契機として日本のアマチュア天文家たちによる小惑星観測が活発となったため、瑞穂の発見は「1980年代から1990年代へと続く、我が国アマチュアによる小惑星発見の礎をつくった」[4] と評されている。

関連項目

脚注

参考文献

外部リンク


「瑞穂 (小惑星)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「瑞穂_(小惑星)」の関連用語

瑞穂_(小惑星)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



瑞穂_(小惑星)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの瑞穂 (小惑星) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS