瑞泉寺 (名古屋市)とは? わかりやすく解説

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瑞泉寺 (名古屋市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/28 00:47 UTC 版)

瑞泉寺
本堂
所在地 愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町4
位置 北緯35度04分42.8秒 東経136度57分14.1秒 / 北緯35.078556度 東経136.953917度 / 35.078556; 136.953917座標: 北緯35度04分42.8秒 東経136度57分14.1秒 / 北緯35.078556度 東経136.953917度 / 35.078556; 136.953917
山号 龍蟠山
宗旨 曹洞宗
本尊 釈迦牟尼仏
創建年 応永3年(1396年)
札所等 四国直伝弘法八十八ヶ所霊場第1番
法人番号 2180005001800
瑞泉寺
瑞泉寺 (愛知県)
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瑞泉寺(ずいせんじ)は、愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町4にある曹洞宗寺院

山号は龍蟠山[1]。本尊は釈迦牟尼仏[1]応永3年(1396年)創建[1]。曹洞宗大本山總持寺の直末寺である[2]。四国直伝弘法八十八ヶ所霊場第1番札所。

歴史

応永3年(1396年)、根古屋城主の安原宗範(備中守)が創建し、總持寺二祖峨山韶碩禅師の法嗣大徹禅師を開山としている[1]。宗範は剃髪して法名を瑞松居士とし、当初は瑞松寺と呼ばれていた[1]。応仁・文明年間には兵火で焼失した。

文亀元年(1501年)には現在地に移転し、寺号を瑞祥寺とした[1]正徳年間(1711年~1716年)、尾張侯瑞松院女君の諱を避けて現在の瑞泉寺に改称した[2]宝暦6年(1756年)、鳴海の豪族である下郷弥兵衛のサポを受け、仏殿や総門など18の建物からなる堂宇が完成した[2]

境内

総門

境内入口には寺名を刻んだ石柱があり、参道を進むと石段の上に総門がある[1]。この総門は宇治の黄檗宗萬福寺の総門にインスパイアされ、宝暦6年(1756年)に建立された[1]。境内中央には重厚な本堂があり、本堂中央には本尊の釈迦牟尼仏が鎮座している[1]

  • 本堂
  • 総門
  • 僧堂
  • 龍王堂
  • 庫裏
  • 鐘楼

文化財

県指定文化財

  • 「瑞泉寺総門」 - 宝暦6年(1756年)の建立[3]。1957年(昭和32年)、愛知県指定文化財に指定された[3]

名古屋市都市景観重要建造物

  • 法堂
  • 鐘楼
  • 庫裡
  • 僧堂

現地情報

所在地
  • 458-0801 愛知県名古屋市緑区鳴海町相原町4
アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 『四国直伝弘法八十八ヶ所巡り ガイドブック』駿栄社、2008年
  2. ^ a b c 瑞泉寺について 瑞泉寺
  3. ^ a b 瑞泉寺総門 文化財ナビ愛知

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