独立記念日 (ラトビア)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 14:09 UTC 版)

ラトビアの独立記念日は毎年11月18日に祝われる。これは1918年にラトビア民族会議 (LGA, Latvijas Tautas Padome)がラトビアの独立を宣言したことを記念している。
式典

花火やコンサートを含め、ラトビアの全国各地でさまざな催しが行われる。様々な組織・団体によって行われるたいまつを掲げて歩く行列は「ラーチュプレーシスの日」[注釈 1]と「独立記念日」の祭典の一部であり、1920年代より行われている。[1]最大のたいまつ行列は「国民連合」が主催するもので首都リガで行われ、毎年数千人が参加する。この行進は市内中心部の街路を通り、伝統的にラトビアの戦前の大統領カールリス・ウルマニスの記念碑からはじまり、自由の記念碑で終わる。[2][3]最も近年に確立した恒例行事は2009年から行われている国歌の合唱であり、東ヨーロッパ時間の21:00にあわせて「ラトビアに幸いあれ」が歌われる。[4]
パレード
もう一つの伝統行事にラトビア国軍による軍事パレードがある。今日では11月11日にリガの造成堤防で行われ、1998年から再導入されたものである。[5][6][7]独立を回復したのちの国軍による最初のパレードはリガの自由の記念碑前で1993年にラトビア建国75周年を記念し行われ、その様子はラトビアのテレビ局によって放送された。1998年、11月11日に造成堤防で国の祝日としてのパレードが初めて行われた。パレード会場の変更の主な理由は、自由の記念碑周辺は狭く限られた面積しかなく、重火器や軍事装備など、ラトビア国軍の凡ての種類の部隊や兵装を披露することが許可されない為であった。1998年のパレードでは、バルト大隊から中隊が参加するなど国防省と内務省の戦力が披露され、ラトビア建国80周年が祝われた。2004年のラトビアのNATO加盟以降は、同盟国もパレードに参加している。[8]
脚注
注釈
- ^ 独立戦争のために戦死した兵士たちを記念する日。ラトビアの伝説の英雄ラーチュプレーシス (Lāčplēsis) の名に由来する。
出典
- ^ “Kronika” (Latvian). Jaunības Tekas. (1923年12月1日) 2016年4月1日閲覧。
- ^ “Several thousand people join Independence Day torchlight procession in Riga”. The Baltic Times. (2017年11月18日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ “Nearly 14,000 people take part in torch procession in honour of November 18th”. Baltic News Network. (2014年11月19日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ “Zatlers aicina 18. novembrī visā pasaulē kopīgi dziedāt Latvijas himnu” (Latvian). nra.lv. (2010年10月29日) 2016年4月1日閲覧。
- ^ “Military parade marks Latvia's Independence Day”. Public Broadcasting of Latvia. (2015年11月18日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ “November 18 military parade will be largest since restoration of independence in Latvia”. The Baltic Course. (2015年11月17日) 2018年11月19日閲覧。
- ^ Ciganovs, Juris (2018年11月11日). “FOTO: Militārās parādes Latvijā cauri laikiem” (ラトビア語). la.lv. 2020年7月21日閲覧。
- ^ “Parāde - tradīcija, kas vieno un demonstrē valsts spēku” (ラトビア語). Sargs.lv. 2020年6月19日閲覧。
外部リンク
- Mārtiņš Ķibilds (18 November 2018). Latvia's independence day – but a single step in a long journey. Atslēgas. Public Broadcasting of Latvia. (2018-11-19).
「独立記念日 (ラトビア)」の例文・使い方・用例・文例
- 独立記念日にはお祭りがあります
- 7月4日は独立記念日です
- 独立記念日はいつですか
- 私は独立記念日に沢山の国旗が揚がっているのを見た。
- 私は独立記念日にはいつもここに来るの。
- 栄光の 7 月 4 日 《米国の独立記念日》.
- 7月 4 日 《米国の独立記念日》.
- アメリカの独立記念日
- 7月4日はアメリカ合衆国の独立記念日です。
- 今日は,ペンシルベニア州マンスフィールドの今年の独立記念日のお祝いをご紹介します。
- 米国独立記念日,ジョン(ブルース・ウィリス)は若いコンピュータハッカー,マット・フォスター(ジャスティン・ロング)をニュージャージーからワシントン市へ護送している。
- 7月4日は米国の独立記念日である。
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