熊本ヴォルターズ2019-20シーズンの戦歴とは? わかりやすく解説

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熊本ヴォルターズ2019-20シーズンの戦歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/14 06:06 UTC 版)

2019-20シーズンにおける熊本ヴォルターズの試合は以下の通り実施された。

  • 2019.8.30 プレシーズン(VSライジングゼファーフクオカ):1試合
  • 2019.9.15・16 プレシーズン(Bリーグアーリーカップ2019):2試合
  • 2019.9.21~2020.3.15 レギュラーシーズン:47試合(コロナ禍により途中で打ち切り)
  • ポストシーズン 開催なし

天皇杯は2次ラウンドから参加している。

  • 2019.11.30(土) 天皇杯(第95回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会):1試合

結果(プレシーズン)

プレシーズンマッチ

2019年8月30日、ライジングゼファーフクオカとプレシーズンマッチを開催し、勝利した[1]

2019-20プレシーズンマッチ
開催日 対戦相手 H/A 結果 会場 備考
2019.8.30金 福岡 H ☆71-62 八代トヨオカ地建アリーナ

(☆はH勝利、★はH敗北、〇はA勝利、●はA敗北を表す。以下同様)

Bリーグアーリーカップ2019

リーグの全チームが参加して行われる公式プレシーズン戦である「Bリーグアーリーカップ2019」の西日本地区に準決勝から出場し、準決勝で福岡と、決勝で島根スサノオマジックと対戦しそれぞれ勝利し、昨シーズンに引き続き連覇した[2]

Bリーグアーリーカップ2019 西日本アーリーカップ
開催日 対戦相手 H/A 結果 会場 備考
準決勝 2019.9.15(日) 福岡 A ○88-75 飯塚第1体育館 決勝進出
決勝 2019.5.16(月) 島根 H ☆68-59 飯塚第1体育館 優勝(2連覇)

結果(レギュラーシーズン前半、第1節~第16節)

開幕試合でいきなり敗れ、続く第2節には連敗するなどプレシーズンでの好調が嘘のように振るわなかった。第2節での柿内の受傷・離脱に加え、スコアラーとして期待されていたジョーンズが日本の試合環境になじめずに去るなどチーム状態も万全でないまま、ついにはB.LEAGUE参入後最長となる7連敗を喫して12勝18敗(勝率0.4)で前半を折り返した。

レギュラーシーズン(B2 2019-20)前半
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 勝敗 勝率/得失点差 順位(地区/全体) 会場 来場者数 備考
1 2019.9.21 越谷 H ★74-82 0-1 .000/-8 熊本県立総合体育館 3,344
2019.9.22 越谷 H ☆93-73 1-1 .500/+12 熊本県立総合体育館 3,697 シーズン最多
2 2019.9.28 広島 A ●51-101 1-2 .333/-38 柿内受傷・離脱
2019.9.29 広島 A ●54-75 1-3 .250/-59
3 2019.10.4 FE名古屋 H ☆88-85 2-3 .400/-66 熊本県立総合体育館 1,433
2019.10.5 FE名古屋 H ★85-92 2-4 .333/-73 熊本県立総合体育館 2,145
4 2019.10.11 奈良 H ★81-92 2-5 .286/-84 熊本県立総合体育館 1,214
2019.10.12 奈良 H ☆101-70 3-5 .375/-53 熊本県立総合体育館 1,690
5 2019.10.16 香川 A ●71-79 3-6 .333/-61
6 2019.10.19 茨城 H ☆79-54 4-6 .400/-36 熊本県立総合体育館 1,370
2019.10.20 茨城 H ★70-86 4-7 .364/-50 熊本県立総合体育館 1,790
7 2019.10.26 青森 H ☆87-80 5-7 .417/-43 熊本県立総合体育館 1,866
2019.10.27 青森 H ☆94-86 6-7 .462/-35 熊本県立総合体育館 2,344
8 2019.11.2 福島 A ●66-96 6-8 .429/-65
2019.11.3 福島 A ○94-80 7-8 .467/-51
9 2019.11.11 東京Z A ●66-85 7-9 .438/-70
2019.11.12 東京Z A ○78-63 8-9 .471/-65
10 2019.11.17 群馬 H ★82-88 8-10 .444/-71 ecowin宇土アリーナ 1,962
2019.11.18 群馬 H ☆74-70 9-10 .474/-67 ecowin宇土アリーナ 1,111
11 2019.11.23 信州 A ○82-80 10-10 .500/-65
2019.11.24 信州 A ●60-93 10-11 .476/-92
12 2019.12.7 山形 A ○89-82 11-11 .500/-86
2019.12.8 山形 A ●72-77 11-12 .478/-91
13 2019.12.11 香川 H ●85-103 11-13 .458/-109 合志市総合体育館ヴィーブル 1,461
14 2019.12.14 愛媛 A ●88-93 11-14 .440/-114
2019.12.15 愛媛 A ●82-89 11-15 .423/-121
15 2019.12.21 信州 H ★60-64 11-16 .407/-125 熊本県立総合体育館 1,628
2019.12.22 信州 H ★60-105 11-17 .393/-170 熊本県立総合体育館 2,020
16 2019.12.28 東京Z H ★70-82 11-18 .379/-182 熊本県立総合体育館 1,631
2019.12.29 東京Z H ☆71-70 12-18 .400/-181 熊本県立総合体育館 2,426

結果(レギュラーシーズン後半、第17節~第24節・第28節)

マーカス・ブレイクリーの加入や特別指定選手の参加をみても状況は好転せず、勝率を伸ばせなかった。県内初の新型コロナウィルス感染者が確認された翌日の第24節はどうにか開催できたが、続く第25~第27節はいずれも不開催となった。続く第28節は無観客で実施されたが連敗する。第29節以後はふたたび不開催となり、そのまま中止が決定された。通算成績は20勝27敗(勝率0.426)。

レギュラーシーズン(B2 2019-20)後半
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 勝敗 勝率/得失点差 順位(地区/全体) 会場 来場者数 備考
17 2020.1.4 群馬 A ●72-96 12-19 .387/-205
2020.1.5 群馬 A ○72-71 13-19 .407/-204
18 2020.1.16 広島 H ★91-99 13-20 .394/-212 熊本県立総合体育館 1,409
2020.1.17 広島 H ☆75-70 14-20 .412/-207 熊本県立総合体育館 2,361
19 2020.1.25 西宮 A ●80-86 14-21 .400/-213
2020.1.26 西宮 A ●71-80 14-22 .389/-222
20 2020.1.29 福岡 H ☆91-87 15-22 .405/-218 熊本県立総合体育館 1,462
21 2020.2.1 仙台 A ●65-89 15-23 .395/-242
2020.2.2 仙台 A ●75-83 15-24 .385/-250
22 2020.2.8 福岡 A 〇88-65 16-24 .400/-227
2020.2.9 福岡 A 〇93-86 17-24 .415/-220
23 2020.2.15 東京EX H ★81-83 17-25 .405/-222 熊本県立総合体育館 2,084
2020.2.16 東京EX H ☆104-91 18-25 .419/-209 熊本県立総合体育館 1,934
24 2020.2.22 奈良 H ☆91-81 19-25 .432/-199 熊本県立総合体育館 918 前日に県内で新型コロナウィルス初感染
2020.2.23 奈良 H ☆86-78 20-25 .444/-191 熊本県立総合体育館 1,301
25 中止 コロナ禍対策として
26 中止 コロナ禍対策として
27 中止 コロナ禍対策として
28 2020.3.14 広島 A ●73-100 20-26 .435/-218 無観客試合で実施
2020.3.15 広島 A ●63-111 20-27 .426/-266 無観客試合で実施
29 中止 コロナ禍対策として
30 中止 コロナ禍対策として
31 中止 コロナ禍対策として
32 中止 コロナ禍対策として

結果(天皇杯)

2次ラウンドから参加し、大阪エヴェッサと対戦した。前半、特に1Qの失点を巻き返せず敗れた[3]

第95回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会(2次ラウンド)
開催日 対戦相手 H/A 結果 会場 備考
大阪/男子4回戦 2019.11.30(土) 大阪 A ●73-83 堺市金岡公園体育館 敗退

RS各節の詳細

第1節・第2節

開幕節は、B3リーグより昇格してきた越谷アルファーズ熊本県立総合体育館に迎えて対戦し、Game1に敗れるもGame2には勝利し1敗1勝とした。両日ともに3,000人を超える観客を動員し(Game2の3,697人はシーズン最多、クラブ歴代21位)、期待の大きさを窺わせたが、広島サンプラザホールで行われた第2節広島ドラゴンフライズとの対戦では、PG柿内輝心の負傷もあり大差をつけられて連敗を喫した(ここまで1勝3敗、勝率0.25)。柿内は手術を要するほどの重症で、以後シーズンに復帰することができなかった[4]

第3節~第5節

第3節は豊通ファイティングイーグルス名古屋を迎えて1勝1敗、第4節はバンビシャス奈良を迎えて1敗1勝、第5節は香川ファイブアローズと対戦して敗れた(ここまで3勝6敗、勝率0.333)。

第6節~第9節

第6節は茨城ロボッツと対戦して1勝1敗、第7節は青森ワッツと対戦して連勝するが、第8節で福島ファイヤーボンズと対戦し1敗1勝して連勝が止まり、続く第9節はアースフレンズ東京Zと対戦して1勝1敗となるなど、連勝を伸ばせなかった。

第10節・第11節

第10節は群馬クレインサンダーズをecowin宇土アリーナに迎えて1敗1勝、第11節は信州ブレイズウォリアーズと対戦し、Game1では石川海斗が放ったハーフコートライン越えのブザービーターで劇的な逆転勝利を見せたが、Game2では大敗し1勝1敗となった(ここまで10勝11敗、勝率0.476)。

2019年11月29日、ボビー=ジョーンズとの契約解除が発表される[5]

第12節

パスラボ山形ワイヴァンズと対戦し1勝1敗(ここまで11勝12敗、勝率0.478)。

同年12月10日、ジャマール=ソープと1か月(~2020年1月6日)の短期契約を締結[6]

第13節・第14節

第13節は香川(2度目)に敗れ、第14節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し連敗した(ここまで11勝15敗、勝率0.423)。

同年12月19日、奥田雄伍と特別指定選手契約を締結[7]し、野口龍太郎を練習生とした[8]

第15節

信州(2度目)を迎え連敗し11勝17敗、勝率0.393となる。

同年12月27日、濱田貴流馬と選手契約(アマチュア)を締結[9]

第16節

東京Z(2度目)を迎え、Game1では敗れるもGame2は1点差で逃げ切り勝利、B.LEAGUE開幕以後最長となる7連敗を止めて12勝18敗、勝率0.4とした。

後半戦直前の2020年1月14日、マーカス=ブレイクリーとの新規選手契約・ウィタカケンタとの特別指定選手契約を発表[10][11]

第17節~第22節

第17節は群馬(2度目)で1敗1勝、第18節は広島(2度目)に1敗1勝、第19節は西宮ストークス(現神戸ストークス)と対戦し連敗、第20節はライジングゼファーフクオカと対戦し勝利した。第21節は仙台89ersと対戦し連敗するも、第22節は福岡(2度目)に連勝した(ここまで17勝24敗、勝率0.415)。

同年2月14日、佐々木隆成と新規選手契約(アマチュア)を締結[12]

第23節・第24節

第23節はB3リーグから昇格してきた東京エクセレンスと対戦し1敗1勝とするが、第24節は、県内における新型コロナウィルス感染症発生がGame1前日に確認され、観客がシーズン唯一1,000人を割るなど(918人、シーズン最少)コロナ禍の少なくない影響の中実施され、奈良(2度目)に連勝し20勝25敗、勝率0.444とした。

第28節

しかし続く第25~27節は実施が見送られ、無観客試合という形式でようやく実施された第28節は広島(3度目)と対戦し、両ゲーム100失点以上の大差をつけられ連敗した。

第29節以降はふたたび実施が見送られ、同年3月27日には残り全試合の中止が発表されてそのままシーズン終了となった[13]。通算成績は20勝27敗(勝率0.426、西地区4位)。

脚注

  1. ^ 【試合結果】8/30 vs.熊本@八代トヨオカ地建アリーナ”. ライジングゼファー福岡 (2019年8月31日). 2025年6月12日閲覧。
  2. ^ Co.,Ltd, livedoor (2019年9月12日). “【試合結果】Bリーグ アーリーカップ 2019”. バスケットボールキング. 2025年6月12日閲覧。
  3. ^ 天皇杯皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会|2次ラウンド日程結果 | 第95回天皇杯・第86回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会”. 第95回天皇杯・第86回皇后杯 全日本バスケットボール選手権大会. 2025年6月12日閲覧。
  4. ^ https://twitter.com/K_VOLTERS/status/1178670924440199168”. Twitter. 2023年1月25日閲覧。
  5. ^ [player info]ボビー・ジョーンズ選手との契約解除のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  6. ^ [player info Jahmar Thorpe 選手 選手契約合意のお知らせ]”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  7. ^ 奥田 雄伍 選手 特別指定選手契約締結のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  8. ^ 野口 龍太郎 選手 練習生加入のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  9. ^ 濱田 貴流馬 選手 選手契約締結のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  10. ^ マーカス・ブレイクリー選手 選手契約締結のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  11. ^ ウィタカ・ケンタ 選手 特別指定選手契約締結のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  12. ^ 佐々木 隆成 選手 選手契約締結のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年1月25日閲覧。
  13. ^ B.LEAGUE 2019-20シーズン 全試合中止のお知らせ”. B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト. 2023年3月20日閲覧。



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