熊本ヴォルターズ2021-22シーズンの戦歴とは? わかりやすく解説

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熊本ヴォルターズ2021-22シーズンの戦歴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/21 22:43 UTC 版)

2021-22シーズンにおける熊本ヴォルターズの試合は以下の通りであった。

  • 2021.9.11・12 プレシーズン(VS愛媛オレンジバイキングス):2試合
  • 2021.10.2~2022.5.1 レギュラーシーズン:58試合(コロナ禍により2試合消滅)
  • 2022.5.7~14 ポストシーズン:4試合

天皇杯は3次ラウンドから参加している。

戦歴(プレシーズン)

9月11・12日に愛媛オレンジバイキングスと対戦した。Game1は一時逆転されるも優勢に進めて勝利[1]、Game2は3Qまで先行を許したが4Q残り1秒で同点とし、延長戦はシーソーゲームとなったが辛くも勝利[2]し連勝を飾った。

熊本ヴォルターズ2021-22プレシーズン
開催日 対戦相手 H/A 結果 会場 備考
2021.9.11土 愛媛 H ☆88-81 宇城市松橋総合体育文化センター
2021.9.12日 愛媛 H ☆103-101 宇城市松橋総合体育文化センター

このほか、9月18日にはB1のクラブと非公開の練習試合を実施している。

戦歴(レギュラーシーズン前半:第1節~第16節)

高いオフェンス力を武器に勝利をあげるものの、外国籍選手を中心に負傷・欠場が相次いでチーム力が安定せず、一時は黒星先行するほど停滞した。その後は4連勝を挙げるなどようやくチーム力は向上するが、連勝を積み上げるまでには至らず18勝12敗(勝率0.600)で折り返した。

熊本ヴォルターズ2021-22レギュラーシーズン前半戦歴一覧
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 勝敗 勝率/得失点差 順位(地区/全体) 会場 来場者数 備考
1 2021.10.2 西宮 A ○70-66 1-0 1.000/+4
2021.10.3 西宮 A ○75-73 2-0 1.000/+6
2 2021.10.9 越谷 H ☆92-86 3-0 1.000/+12 熊本県立総合体育館 1,311 ハミルトン負傷・欠場
2021.10.10 越谷 H ★72-80 3-1 .750/+4 熊本県立総合体育館 1,701
3 2021.10.16 佐賀 H ☆76-72 4-1 .800/+8 熊本県立総合体育館 846
2021.10.17 佐賀 H ★69-78 4-2 .667/-1 熊本県立総合体育館 1,228 ローソン負傷
4 2021.10.23 奈良 A ○93-68 5-2 .714/+24
2021.10.24 奈良 A ●74-73 5-3 .625/+23
5 2021.11.6 西宮 H ★90-92 5-4 .556/+21 熊本県立総合体育館 1,305
2021.11.7 西宮 H ★78-97 5-5 .500/+2 熊本県立総合体育館 1,713
6 2021.11.10 福岡 H ☆102-84 6-5 .545/+20 熊本県立総合体育館 924 ピーク、クラブ個人最多得点記録更新(52PTS)
7 2021.11.13 佐賀 A ○107-73 7-5 .583/+54
2021.11.14 佐賀 A ●68-79 7-6 .538/+45
8 2021.11.20 福島 A ●82-86 7-7 .500/+41
2021.11.21 福島 A ○90-70 8-7 .533/+61 本村負傷
9 2021.11.27 福岡 H ★82-86 8-8 .500/+57 ecowin宇土アリーナ 738
2021.11.28 福岡 H ☆99-77 9-8 .529/+79 ecowin宇土アリーナ 900
10 2021.12.4 仙台 A ●73-77 9-9 .500/+75
2021.12.5 仙台 A ●72-78 9-10 .474/+69
11 2021.12.11 東京Z A ○109-78 10-10 .500/+100
2021.12.12 東京Z A ○118-52 11-10 .524/+166 クラブ歴代最大得点差(66PTS)
12 2021.12.18 福島 H ☆93-72 12-10 .545/+187 八代トヨオカ地建アリーナ 820
2021.12.19 福島 H ☆87-86 13-10 .565/+188 八代トヨオカ地建アリーナ 882
13 2021.12.25 山形 H ★69-72 13-11 .542/+185 熊本県立総合体育館 1,229
2021.12.26 山形 H ☆90-61 14-11 .560/+214 熊本県立総合体育館 1,503
14 2021.12.29 福岡 A ○102-82 15-11 .577/+234
15 2022.1.1 愛媛 A ●84-85 15-12 .556/+233
2022.1.2 愛媛 A ○98-73 16-12 .571/+258
16 2022.1.8 青森 H ☆106-67 17-12 .586/+297 熊本県立総合体育館 808
2022.1.9 青森 H ☆110-57 18-12 .600/+350 熊本県立総合体育館 965

戦歴(レギュラーシーズン後半:第17節~第32節)

連勝こそ7で止まったものの代替試合を含めて6敗しかしておらず、勝率は0.750に至り好調であったが、ハミルトン・古野の長期離脱などの影響で接戦を取りこぼすことがあり波に乗りきれるまでにはいかなかった。それでも36勝18敗6消滅(勝率0.667)で西地区2位・全体4位でポストシーズン進出を決めた。

熊本ヴォルターズ2021-22レギュラーシーズン後半戦歴一覧
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 勝敗 勝率/得失点差 順位(地区/全体) 会場 来場者数 備考
17 2022.1.22 山形 A ○93-68 19-12 .613/+375
2022.1.23 山形 A ○90-50 20-12 .625/+415
18 2022.1.29 東京Z A 延期→消滅 3.30→4.13→消滅
2022.1.30 東京Z A 延期 2022.4.27実施
19 2022.2.2 愛媛 A ●102-106 20-13 .606/+411
20 2022.2.5 香川 A ○107-77 21-13 .618/+441 ハミルトン、クラブ個人最多得点記録更新(53PTS)
2022.2.6 香川 A 延期 2022.3.16実施
21 2022.2.12 佐賀 H 延期 2022.4.30実施
2022.2.13 佐賀 H 延期 2022.5.1実施
22 2022.2.19 越谷 A 中止 消滅
2022.2.20 越谷 A ●81-83 21-14 .600/+439
23 2022.2.26 愛媛 H ☆99-95 22-14 .611/+443 熊本県立総合体育館 821
2022.2.27 愛媛 H ★94-97 22-15 .595/+440 熊本県立総合体育館 1,004
24 2022.3.5 香川 A ○100-87 23-15 .605/+453
2022.3.6 香川 A ○94-60 24-15 .615/+479
25 2022.3.12 青森 A ○92-73 25-15 .625/+498
2022.3.13 青森 A ○97-71 26-15 .634/+514
20 2022.3.16 香川 A ●91-105 26-16 .619/+500 第20節Game2代替
26 2022.3.19 奈良 H ☆112-63 27-16 .628/+550 熊本県立総合体育館 1,140
2022.3.20 奈良 H ☆113-58 28-16 .636/+605 熊本県立総合体育館 1,505
27 2022.3.23 愛媛 A ○94-76 29-16 .644/+623
28 2022.3.26 福岡 A ○98-84 30-16 .652/+637
2022.3.27 福岡 A ○114-83 31-16 .660/+668
29 2022.4.2 奈良 H 中止 消滅
2022.4.3 奈良 H 中止 消滅
30 2022.4.9 香川 H 中止 消滅
2022.4.10 香川 H 中止 消滅
31 2022.4.16 西宮 A ○91-85 32-16 .667/+674
2022.4.17 西宮 A ○84-79 33-16 .673/+679
32 2022.4.23 FE名古屋 H ★63-78 33-17 .660/+664 熊本県立総合体育館 1,507
2022.4.24 FE名古屋 H ☆93-77 34-17 .667/+680 熊本県立総合体育館 1,568
18 2022.4.27 東京Z H ☆92-71 35-17 .673/+701 熊本県立総合体育館 744 第18節Game2代替
21 2022.4.30 佐賀 H ★80-103 35-18 .660/+678 熊本県立総合体育館 1,461 第21節Game1代替
2022.5.1 佐賀 H ☆95-57 36-18 .667/+716 西2/全4 熊本県立総合体育館 1,891 第21節Game2代替、シーズン最多

戦歴(ポストシーズン)

  • 同年5月4日、プレーオフにおけるクラブスローガン「GO TO NEXT STAGE!」とキービジュアルが発表される[3]
  • プレーオフ・クォーターファイナルは西地区3位(全体5位)の西宮と熊本県立総合体育館で戦い、Game1は最大17点差を逆転して勝利、Game2は2度の延長戦を制して突破した。
  • しかし、東地区1位(全体1位)のFE名古屋と対戦したセミファイナルでは、古野・ハミルトンの欠場に加え、シーズンを通じたローテーション不良による選手のパフォーマンス低下によって連敗を喫し、B1昇格を果たすことは叶わなかった。
  • 追い打ちをかけるように、西地区1位(全体3位)の香川と対戦予定だった3位決定戦は、チーム内で発生した新型コロナウィルス感染症の影響で試合参加要件を満たせず、いずれも不戦敗となって総合4位でシーズンを終えた。
熊本ヴォルターズ2021-22ポストシーズン戦歴一覧
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 会場 来場者数 備考
Quarterfinals 2022.5.7 西宮 H ☆85-77 熊本県立総合体育館 1,217 収容100%開催
2022.5.8 西宮 H ☆122-110 熊本県立総合体育館 1,659 収容100%開催、クラブ歴代最多得点、Semifinals進出
Semifinals 2022.5.13 FE名古屋 A ●88-105
2022.5.14 FE名古屋 A ●64-79 敗退
3位決定戦 2022.5.20 香川 A ●0-20 コロナ禍により中止(不戦敗)
2022.5.21 香川 A ●0-20 コロナ禍により中止(不戦敗)、4位確定

戦歴(天皇杯)

秋田ノーザンハピネッツと対戦した。ピークを筆頭に木田・佐々木・磯野らが奮戦するも、守備の要であったローソンを欠いていたことが響いて2Qに逆転された。3Qは優勢に進めるが、ロスター10名という数的不利によって4Qにふたたび逆転され、敗れた[4]

第97回天皇杯全日本バスケットボール選手権大会(3次ラウンド)
開催日 曜日 対戦相手 H/A 結果 会場 備考
M68 2021.10.30 秋田 A ●83-90 唐津市文化体育館

RS各節の詳細

開幕節は西宮市立中央体育館で西宮(現神戸)ストークスと対戦し連勝、第2節は熊本県立総合体育館越谷アルファーズと対戦し、Game1には勝利するも、ハミルトンが負傷した影響もあってGame2には敗れて1勝1敗となった(ここまで3勝1敗、勝率0.75)。

第3節は佐賀バルーナーズと対戦して1勝1敗となるが、Game2において新規加入のベンジャミン・ローソンが負傷した[5](ここまで4勝2敗、勝率0.667)。

第4節はバンビシャス奈良と対戦して1勝1敗、第5節は西宮(2度目)に連敗するも、第6節のライジングゼファーフクオカ戦には102-84で勝利した。試合中、ピークが52得点を挙げチームの個人最多得点記録を更新する。

第7節は佐賀と対戦し(2度目)、Game1は107-73で勝利するもGame2には敗れて1勝1敗となり、7勝6敗(勝率0.538)とした。

第8節は福島ファイヤーボンズと対戦して1敗1勝し、8勝7敗(勝率0.533)とするが、Game2において本村亮輔が負傷する[6]

第9節は福岡(2度目)に1敗1勝、第10節は仙台89ERSと対戦し連敗、第11節はアースフレンズ東京Zと対戦し、Game1は109-78で、Game2は118-52で連勝した。

第12節は福島(2度目)に連勝するが、第13節ではパスラボ山形ワイヴァンズと対戦し1敗1勝となり連勝を4で止められた(ここまで14勝11敗、勝率0.56)。

第14節は福岡(3度目)に102-80で勝利し、第15節は愛媛オレンジバイキングスと対戦し1敗1勝となるが、第16節の青森ワッツとの対戦ではGame1に106-67、Game2は110-57で連勝し18勝12敗(勝率0.6)とした。

シーズン後半戦の第17節は山形(2度目)に連勝するが、続く第18節は東京Zとの2度目の対戦であったがコロナ禍により延期となり(Game1は2度の延期の後消滅、Game2は4月27日に実施され勝利)、第19節では愛媛(二度目)に延長の末敗れ20勝13敗、勝率0.606となった(含代替21勝13敗1消滅、勝率0.618)。

第20節は香川ファイブアローズと対戦し、Game1ではハミルトンがチーム最多得点記録を53に更新する活躍を見せて107-77で勝利するが、Game2はコロナ禍により延期となる(3月9日に実施され敗れた)。ここまで21勝13敗、勝率0.618(含代替22勝14敗1消滅、勝率0.611)。

第21節は佐賀との3度目の対戦であったが、コロナ禍により延期となる(4月30日・5月1日に実施され1敗1勝し、含代替23勝15敗1消滅、勝率0.605となる)。

第22節は越谷との2度目の対戦であったが、Game1はコロナ禍により消滅となり、Game2は敗れて21勝14敗1消滅、勝率0.6とした(含代替23勝16敗2消滅、勝率0.59)。

第23節は愛媛(3度目)に1勝1敗し、22勝15敗1消滅、勝率0.595となる(含代替24勝16敗2消滅、勝率0.6)。

第24節は香川(2度目)を迎え、Game1は100-87で勝利、Game2も勝利して24勝15敗1消滅、勝率0.615(含代替26勝16敗2消滅、勝率0.619)とした。

第25節は青森(2度目)に連勝、第26節は奈良(2度目)にGame1は112-63、Game2は113-53で連勝、第27節は愛媛(4度目)に勝利した。

第28節は福岡(4度目)にGame1に勝利、Game2では114-83で勝利して31勝17敗2消滅、勝率0.646とした(含代替33勝17敗2消滅、勝率0.66)。

続く第29節・第30節はコロナ禍により消滅となるが、第31節は西宮(3度目)に連勝し、シーズン最多の7連勝(含代替11連勝[7])を挙げ33勝16敗6消滅、勝率0.673(含代替35勝17敗6消滅、勝率同)となる。

レギュラーシーズン最終節となる第32節はFE名古屋と対戦して1敗1勝、通算36勝18敗6消滅(勝率0.667)で西地区2位(全体4位)となり、3シーズンぶりのプレーオフ進出を決めた。

参考

  1. ^ 2021/9/11(土)プレシーズンゲームvs愛媛① 試合レポート”. 熊本ヴォルターズ (2021年9月11日). 2025年6月18日閲覧。
  2. ^ 2021/9/12(日)プレシーズンゲームvs愛媛② 試合レポート”. 熊本ヴォルターズ (2021年9月12日). 2025年6月18日閲覧。
  3. ^ プレーオフスローガン及びキービジュアル決定のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年5月8日閲覧。
  4. ^ BOXSCORE | 第97回天皇杯・第88回皇后杯全日本バスケットボール選手権大会公式サイト”. 2025年6月19日閲覧。
  5. ^ #34 ベンジャミン・ローソン選手 負傷のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  6. ^ #14 本村亮輔選手 負傷のお知らせ”. 熊本ヴォルターズ. 2023年2月13日閲覧。
  7. ^ 代替戦の成績を本来の節に移動した場合の数字を指す。



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