烏来観光トロッコ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/10 23:39 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動烏来観光トロッコ 烏来台車 |
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烏来駅に停車中のトロッコ
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各種表記 | |
繁体字: | 烏來觀光台車 烏來台車 |
拼音: | wūlái guānguāng táichē wūlái táichē |
発音: | ウーライ グァングゥァン タイチェ ウーライ タイチェ |
英文: | Wulai Scenic Train Wulai Train |
烏来観光トロッコ(ウライかんこうトロッコ)、烏来台車(ウライだいしゃ)は、中華民国(台湾)の新北市烏来区にある観光用軽便鉄道である。7月から8月は午前9時から午後6時まで、それ以外の月は午後5時まで運行されている。2015年に発生した蘇迪勒台風(平成27年台風第13号)により壊滅的な被害を受け、[1]一時的に運休していたが、2017年8月26日に運行を再開した。[2]
路線と駅
始点の烏来と終点の滝の2駅間、約1.5キロメートルを約18~23キロメートル毎時で走行する[3]。所要時間は5分から10分[3]。
始点の烏来駅では、烏来観光トロッコの歴史資料が展示されており[3]、終点の滝駅周辺は、烏来瀑布の展望台、温泉、おみやげ店、台湾先住民族の踊りが見られるホール、烏来ロープウェイの駅などがある観光地となっている。
駅名 | 中国語 | カナ転写 | 営業キロ | 所在地 |
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烏来 | 烏來 | ウーライ | 0.1 | 新北市烏来区 |
滝 | 瀑布 | プーブー | 1.5 |
歴史
日本統治時代の1928年、三井合名株式会社によって敷設され、木材の運搬を主とする人車軌道として運営される。木材運搬の他、観光客の送迎も兼ねていた。その後、1963年に観光用トロッコに転換され[4][5]、翌年には複線化がなされる。
画像
脚注
- ^ “烏來台車地基流失 居民鋌而走險穿越(影音)”. 自由時報 (2015年8月11日). 2017年5月8日閲覧。
- ^ “〈台北都會〉烏來台車昨復駛 商圈盼召回遊客”. 自由時報 (2017年8月27日). 2017年8月27日閲覧。
- ^ a b c 『トリコガイド 台湾』枻出版社、2014年10月14日、123頁。全国書誌番号:22484919。 ISBN 9784777933549。
- ^ 中華民国林務局掲出の看板
- ^ “烏来観光トロッコ列車 - 29地方の観光名所”. 新北市政府観光旅遊局. 2015年3月12日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 烏来観光トロッコのページへのリンク