炭焼古墳とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 炭焼古墳の意味・解説 

炭焼古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/20 07:46 UTC 版)

炭焼古墳

墳丘・石室開口部
所在地 岐阜県土岐市泉町定林寺
(共同墓地内)
位置 北緯35度22分20.77秒 東経137度11分36.75秒 / 北緯35.3724361度 東経137.1935417度 / 35.3724361; 137.1935417座標: 北緯35度22分20.77秒 東経137度11分36.75秒 / 北緯35.3724361度 東経137.1935417度 / 35.3724361; 137.1935417
形状 円墳
規模 直径16m
高さ2.15m
埋葬施設 横穴式石室
築造時期 7世紀
史跡 岐阜県指定史跡「炭焼古墳」
地図
炭焼古墳
テンプレートを表示

炭焼古墳(すみやきこふん)は、岐阜県土岐市泉町定林寺にある古墳。形状は円墳。岐阜県指定史跡に指定されている。

概要

岐阜県東部、土岐川北岸の山地南斜面に築造された古墳である。これまでに発掘調査は実施されていない。

墳形は円形で、直径16.0メートル・高さ2.15メートルを測る[1]。埋葬施設は、後室・前室・羨道からなる複室構造の横穴式石室であり、南方向に開口する。石室内の副葬品は詳らかでない。築造時期は古墳時代終末期7世紀代と推定される[1]

古墳域は1956年昭和31年)に岐阜県指定史跡に指定されている[1]

埋葬施設

石室俯瞰図
石室展開図

埋葬施設としては横穴式石室が構築されており、南方向に開口する。後室・前室・羨道からなる複室構造の石室である。石室の規模は次の通り[1]

  • 石室全長:8.15メートル
  • 後室:長さ3.16メートル、幅1.32メートル、高さ1.41メートル
  • 前室:長さ3.00メートル、幅1.51メートル、高さ1.15メートル
  • 羨道:長さ1.37メートル、幅1.49メートル、高さ1.15メートル

石室の石材は花崗岩[2]。後室は、奥壁が一枚石、両側壁が3枚の石材によって構築され、天井石には一枚石を使用する。前室は、側壁に多数の石を積むが、天井石は一枚石である。羨道の側壁は2段積みであるが、天井石は失われている。後室・前室を区切る玄門、前室・羨道を区切る前門には、方形の立柱石を置いて袖構造を形成する[1]

文化財

岐阜県指定文化財

  • 史跡
    • 炭焼古墳 - 1956年(昭和31年)11月14日指定[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f 史跡説明板。
  2. ^ 炭焼古墳(岐阜県ホームページ)。

参考文献

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  炭焼古墳のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「炭焼古墳」の関連用語

炭焼古墳のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



炭焼古墳のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの炭焼古墳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS