港公園とは? わかりやすく解説

港公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/11 22:55 UTC 版)

港公園
Minato Park
港公園 正面入口(2021年4月)
分類 都市公園
所在地
運営者 茨城県(指定管理者神栖市[1]
現況 年中開放(気象条件によっては立入禁止)
駐車場 駐車無料(大型・小型)
事務所 港公園管理事務所
事務所所在地 〒314-0103
神栖市東深芝10
公式サイト 港公園
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港公園(みなとこうえん)は、茨城県神栖市にある茨城県営の都市公園(地区公園)[2]。ネーミングライツ(命名権)により2023年4月1日から平成物産パーク港公園となっている[3]

概要

鹿島港に面しており、高さ52 m、展望44 mの展望台1980年8月開業)[4]から鹿島港や鹿島臨海工業地帯の工場群や、天候条件が良ければ、西側に富士山を一望することができる(展望塔については老朽化のため2020年から立入禁止[5]、後述)。

展望塔以外にも、広さ7.5haの敷地にソテツカナリーヤシなどの南国の樹木がおよそ8,000本植えられており、季節ごとに色とりどりの花を咲かせ芝生でゆっくり寛ぐことができる。毎年5月には、港公園わくわく体験フェア(都市緑化祭)を実施されている。地域住民や関係団体の協働による緑地の保全・緑化の推進を目的として開催。イベント当日は展望塔を無料で開放している。

隣接する乗船場からは鹿島港内一周見学船「ユーリカ号」が運航されている(土日祝日、年末年始除く、団体の場合は予約による臨時運行あり)[6]

展望塔

展望塔の裏側。入口フロアには、自動販売機や鹿島港案内コーナーが設置されている。

港公園展望塔は鹿島開発事業を記念して1980年(昭和55年)8月に開業した[5]。高さ52.1m、延床面積291.0㎡で鉄筋コンクリート造である[5]

老朽化のため2017年にコンクリート片や金属片の落下が確認されたため、外壁や鉄筋に応急処置を施して利用を続けていた[5]。しかし、2020年には窓枠の破損が確認され、外壁も剥落のおそれがあることから半径50m以内への立ち入りが禁止となった[5]

大規模改修を行うこととなり、2024年度中に実施設計が進められる見通しである[5]

  • 展望台 (入場有料。大人:200円、中学生以下・70歳以上:100円。) ※毎週第1水曜日と年末(12月29日 - 31日)は休館日。
  • 鹿島港案内コーナー (展望塔入口フロアに、鹿島港の開港から現在までの歴史や鹿島港内に所在している企業の紹介案内コーナーがある。)
  • トイレ、自動販売機コーナー

周辺

アクセス

車・バイクの場合 無料駐車場(大型車駐車可)あり。

鉄道の場合

脚注

  1. ^ 茨城県指定管理者制度
  2. ^ 茨城県県営都市公園一覧
  3. ^ ネーミングライツ事業による「港公園」の通称名が決定”. 神栖市. 2024年6月11日閲覧。
  4. ^ 『日本展望タワー大全』(2020年9月10日、かねだひろ著、辰巳出版発行)57頁。
  5. ^ a b c d e f 港公園展望塔 改修へ 茨城県、外壁補強や塩害対策 神栖”. 茨城新聞. 2024年6月11日閲覧。
  6. ^ 施設案内 鹿島港内一周見学船ユーリカ号”. 神栖市. 2024年6月11日閲覧。

関連項目

外部リンク





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