消渴とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 言葉 > > 消渴の意味・解説 

しょう‐かち〔セウ‐〕【消渇/××𤸎】

読み方:しょうかち

のどがかわいて小便が出なくなる病気かちのやまい

婦人淋病(りんびょう)。〈和名抄


しょう‐かつ〔セウ‐〕【消渇】

読み方:しょうかつ

しょうかち(消渇)」に同じ。〈日葡


消渇

読み方:ショウカチ(shoukachi), ショウカツ(shoukatsu)

古く淋病をいう語


消渇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/23 06:37 UTC 版)

消渇(しょうかち、しょうかつ)は、現在では糖尿病を指す言葉として用いられている[1]

大塚敬節によると本来の伝統中国医学(東洋医学)の用語では、口渇がひどく多量の水を飲んでも、体内でその水が消えてなくなるすなわち尿量が少ないこと[1]で現在の脱水状態をいう。古今方彙では「口渇甚だしく排尿回数多きもの」を指している故に現代医学の病名に比較すれば糖尿病に匹敵するが、実際には腎機能障害、心臓血管不全、水分代謝中枢障害が原因となって起こる口渇と多尿の証候を意味している。

強中症として色を好み、丹石を多く食べて真気が脱落し、熱邪が出て、痩せてきて、小便が膏油のようで、いつも勃起し、交合しなくても射精する。三消の中ではでもっとも難治性である。漢方医学では牛車腎気丸、滋陰降火湯、四物湯、清心蓮子飲、調胃承気湯、麦味地黄丸、八味地黄丸、鹿茸大補湯、六味丸が用いられるが、万病回春によると天花粉を主薬にすべしとある。

脚注

  1. ^ a b 大塚敬節 『症候による漢方治療の実際』南山堂、1963年、760-761頁。 



消渴と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

消渴のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



消渴のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの消渇 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS