海老谷川とは? わかりやすく解説

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海老谷川

読み方:エビタニガワ(ebitanigawa)

所在 京都府

水系 淀川水系

等級 1級


海老谷川

読み方:エビタニガワ(ebitanigawa)

所在 京都府

水系 淀川水系


海老谷川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/26 16:24 UTC 版)

海老谷川
海老谷川(日吉町四ツ谷)
水系 一級水系 淀川
種別 一級河川準用河川
延長 3.830[1] km
平均流量 -- m3/s
(--)
流域面積 10.00[2] km2
水源 日吉町四ツ谷・海老坂峠
水源の標高 -- m
河口・合流先 田原川 (南丹市)
流域 京都府南丹市日吉町四ツ谷
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海老谷川(えびたにがわ)は、京都府南丹市日吉町四ツ谷の海老谷を流れる淀川三次支流の河川である。海老谷は若狭街道の要所で、海老谷川及び海老坂川の清流や、八百比丘尼ゆかりの玉岩地蔵堂や宝篋印塔などの歴史的遺産があることから、京都の自然200選の歴史的自然環境に選定されている[3]

地理

海老谷川は美山町との境の山地を源流に海老谷を南流、薮谷や松尾谷川、今谷などの水を集めて南丹市立五ヶ荘地域活性化センター「森の学舎 五ヶ荘」(旧五ヶ荘小学校)の裏で田原川右岸に流入する。延長は、日吉町四ッ谷奥山の準用河川の起点から一級河川の起点までが0.630km[1]、そこから和田堰の田原川合流地点までが3.200km[2]である。

流域の村

南丹市

主な支流

  • 海老坂川
  • 北垣内川
  • 薮谷川
  • 松尾谷川
  • 今谷川

主な橋梁

  • 森本橋
  • 油屋橋
  • 今谷橋
  • 浜能橋

流域にある水道施設

  • 日吉町四ツ谷簡易水道施設[4]

流域にある施設

  • 海老谷集会所
  • 生活改善センター
  • 四ッ谷中組会議所

流域にある社寺

  • 玉岩地蔵堂
  • 威音寺
  • 天神社
  • 岡安神社
  • 龍森寺

散策道

海老谷の四ツ谷バス停から玉岩地蔵堂までの2.9Km区間は、近畿自然歩道丹後・大阪ルートの「海老坂峠越えのみち」になっている[5]

四ッ谷八景

四ツ谷八景は、1869年明治2年)の秋、四ツ谷東谷在住の歌人・精舎文明と幣家安信が、各々に八首(景)短歌を謡って岡安神社の旧拝殿に絵馬として献歌奉納したものである。四ツ谷八景で謡われてた景観は、地域の文化遺産として、四ツ谷史跡名勝保存会が保存活動を行っている。八景のうち、2つが海老谷に関連するものである[6]

神社晴嵐(じんじゃせいらん)

四ツ谷八景で神社晴嵐と謡われている岡安神社は、1361年康安元年)に三条実古天鈿女命を勧請し創祀したと伝わる村社である。1872年明治5年)に四ツ谷柏木の八幡神社に祀られていた応神天皇を岡安神社へ移して合祀した。

海老坂帰鴈(えびさかきがん)

玉岩延命子安地蔵尊を本尊とする玉岩地蔵堂は、746年天平8年)に創建されたものである。長保年間(999~1003年)に諸国行脚を終え、故郷の若狭への帰路にあった八百比丘尼が海老坂の峠に差しかかった時、背負っていた石の地蔵尊が急に重くなって背負うことができなくなり、この地に地蔵を安置したという伝説が残っている。

脚注

  1. ^ a b 南丹市地域防災計画(資料編)”. 南丹市防災会議 (2024年4月). 2024年10月13日閲覧。
  2. ^ a b 京都府. “淀川水系桂川上流圏域河川整備計画 - 京都府”. 京都府. 2024年5月11日閲覧。
  3. ^ 京都の自然200選 海老谷”. 京都府自然環境保全課 (2023年4月1日). 2024年10月13日閲覧。
  4. ^ 南丹市公の施設の設置及び管理に関する条例”. 南丹市 (2006年1月1日). 2024年4月20日閲覧。
  5. ^ 近畿自然歩道 長距離自然歩道を歩こう”. 環境庁. 2024年4月12日閲覧。
  6. ^ 『京都・ひよし四ツ谷八景パンフレット』住みよいむらづくり協議会、2021年3月。 

関連項目



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