海底のヴィーナス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/14 13:53 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動海底のヴィーナス | |
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Venus of the South Seas | |
![]() ポスター(1924) | |
監督 | ジェームズ・R・サリヴァン |
脚本 | アリス・チャーボネット=ケラーマン |
出演者 | アネット・ケラーマン |
撮影 | フレッド・ベントレー |
製作会社 |
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配給 |
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公開 |
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上映時間 | 55分 |
製作国 |
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言語 | サイレント(英語のインタータイトル) |
『海底のヴィーナス』(かいていのヴィーナス、Venus of the South SeasまたはVenus of the Southern Seas)とは、1924年公開のアメリカ合衆国のドラマ映画。監督はジェームズ・R・サリヴァン、主演はアネット・ケラーマン。ケラーマンの母親でクラシック音楽の作曲家アリス・チャーボネット=ケラーマンが脚本を書いている。
ロケ地はニュージーランドのネルソン。水中撮影がふんだんに使われ、海底の生き物たちはプリズマ・カラー方式[注 1]で色鮮やかに表現されている。2004年、アメリカ議会図書館により復元された[2][3]。
あらすじ
舞台は南海の小島マネア。ヒロインはその地で真珠業を営む白人ロイヤルの娘ショーナ。豊かな自然の中でのびのびと暮らしている。
しかし、その平和をおびやかす男がいた。父親の友人のドレイク船長で、原住民を騙して真珠の密売を企んでいる。
ある日、島の沖に豪華ヨットがやってくる。好奇心から泳いで船に乗り込んだショーナはそこで金持ちの息子ロバートと出会う。ロバートはひと目でショーナを好きになる。ヨットの出航の時間が迫り、ロバートはショーナに再会を約束して去ってゆく。
ドレイクがついに計画を実行に移す。手先の原住民にショーナの父親を殺させ、さらにショーナも殺そうとする。ショーナは海に逃げる。近くを通りかかった船に救助されるが、その船はドレイクの船でショーナは船室に監禁される。しかし、その船にはショーナとの再会を果たしたいロバートが船員として乗り込んでいて、二人は無事脱出し、ドレイクの野望は挫かれる。
キャスト
- ショーナ・ロイヤル:アネット・ケラーマン
- ジョン・ロイヤル:ローランド・パデュー
- ドレイク船長:ノーマン・フレンチ
- ロバート・クオン:ロバート・ラムジー
脚注
注釈
出典
- ^ 海底のヴィーナス - KINENOTE
- ^ IMDb entry
- ^ Progressive Silent Film List: Venus of the South Seas at silentera.com
関連書籍
New Zealand Film 1912-1996 by Helen Martin & Sam Edwards, p. 33 (1997, Oxford University Press, Auckland) 019 558336 1
外部リンク
固有名詞の分類
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