浅羽忠之助の記録
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/15 14:28 UTC 版)
藩主就任時から亡くなるまで長きにわたって容保に仕えた小姓浅羽忠之助の残した記録の中に、容保の人柄に関する記述がある。忠之助は容保について「喜怒の感情を表に出さない人柄だったが、先帝と先の将軍家(家茂)の御恩は始終胸中にあったようだ」「何十年御側にいても、切迫した様子を見せたことがなく、また他人が切迫しているのを見るのも嫌っていた。実に春風の中に座っているような方だった」さりながら「思い込んだらその意見は必ず通すという側面もあった」と書き残している。
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