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少女歌劇

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/25 08:51 UTC 版)

少女歌劇(しょうじょかげき)は、少女もしくは若い女性たちによって演じられるレビューミュージカルオペレッタやお伽歌劇などの音楽・芝居・ダンスを中心とした日本独特の舞台芸能。ただし創立者、団長、脚本家、演出家など演者以外の運営は成人男性らによってなされていた。


注釈

  1. ^ 宝塚の場合、「ベルサイユのばら」のオスカル役(ただし通常の男性役と外見上の差は殆どない)、「風と共に去りぬ」のスカーレット役など。OSKの場合楊貴妃役など。
  2. ^ 創設当初、宝塚は百人一首に、SKDは万葉集に、それぞれ由来した芸名を付けていた
  3. ^ 同字同音の例:山鳩くるみ(宝塚・1935年入団)と山鳩くるみ(SKD・1952入団)、愛すみれ(SKD・1987年入団)と愛すみれ(宝塚・2009年入団)、など。異字同音の例:飛鳥裕(宝塚・1976年入団)と明日香裕(SKD・1984年入団)、朝吹奈央(宝塚・1980年入団)と朝吹なお(OSK・1994年入団)、大貴誠(OSK・1986年入団)と大輝真琴(宝塚・2005年入団 ※ただし入団直前に読み方を「だいきまこと」から「おおきまこと」に変更し異字同音を回避)、桃葉ひらり(OSK・2012年入団)と桃羽ひらり(宝塚・2024年入団)など。
  4. ^ 芦川いづみ倍賞千恵子など
  5. ^ 他は日劇ダンシングチーム(NDT)・梅田コマ劇場ミュージカルチーム・新宿コマ劇場ミュージカルチームであり、いずれも男性を含むレビュー劇団である。
  6. ^ 1985年東京宝塚劇場公演A席(4ランク中最上位)3800円に対し、複数回の値上げと劇場の建て替えを経て、2001年東京宝塚劇場公演SS席(4ランク中最上位)10000円となっている

出典

  1. ^ 1914年3月19日大阪毎日新聞掲載、箕面電鉄 婚礼博覧会余興の広告
  2. ^ a b 1952年11月21日 読売新聞「“少女歌劇”の生態」
  3. ^ 1975年7月9日 朝日新聞「少女歌劇『ベルサイユのばら』の原作者 池田理代子さん」
  4. ^ 1988年12月26日 日本経済新聞「(エコー)OSK日本歌劇団幹部長谷川恵子氏――やっと自前の練習場」
  5. ^ 1989年6月27日 朝日新聞「さまよえる花嫁学校 レビューの終わり SKD休団」
  6. ^ 1989年7月7日 日本経済新聞「(マイドリーム)日本歌劇団社長藤井賢三氏」
  7. ^ 2008年6月26日 朝日新聞「(勝手に関西世界遺産)OSK けなげな乙女は今日も歌う」
  8. ^ 津金澤聰廣・近藤久美編『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』世界思想社、第4章
  9. ^ 1994年12月15日 朝日新聞「春日大社がOSK日本歌劇団員に和舞の指導」
  10. ^ 1998年3月11日 朝日新聞「OSK正念場 親会社の近鉄、経営自立迫る」
  11. ^ 2007年6月30日放送 一期一会 キミにききたい!「女子が苦手な女の子の話@大阪・女性歌劇団の現場[リンク切れ]
  12. ^ 2010年8月4日放送 ニューステラス関西「華僑劇団員上海万博で公演」
  13. ^ a b OSK90周年誌 2012, p. 81.
  14. ^ [ 作詞:吉丸一昌作曲:本居長世『歌遊び うかれ達磨』敬文館 1913 NDLJP:923950]
  15. ^ a b 津金澤聰廣・近藤久美編『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』世界思想社、第3章
  16. ^ 1912年10月7日 読売新聞「白木屋の少女優」
  17. ^ 2005年9月8日 読売新聞「ニッポン少女歌劇史 タカラヅカ人気の原点 宝塚市職員ら共著で出版」
  18. ^ 吉岡重三郎(編)(1933) 『宝塚少女歌劇二十年史』 宝塚少女歌劇団 (p.161-168)全国書誌番号:47008543
  19. ^ a b OSK90周年誌 2012, p. 29.
  20. ^ OSK90周年誌 2012, p. 117.
  21. ^ OSK90周年誌 2012, p. 105.
  22. ^ 1997年9月2日 朝日新聞夕刊「舞台去ってもコンビは続く:上 - 東雲さん・友美さん」
  23. ^ OSK90周年誌 2012, p. 169.
  24. ^ 2001年1月19日 産經新聞「記者会見要旨
  25. ^ 2015年12月24日 毎日新聞「歌劇団が蒲郡『ラグーナテンボス』に進出」
  26. ^ 2015年12月25日 朝日新聞「長崎ハウステンボス歌劇団、東京進出へ 海外公演も視野」
  27. ^ 2018年5月17日朝日新聞「宝塚大劇場の入場者、過去最多119万人 連日の立ち見」
  28. ^ 倉橋滋樹・辻則彦 (2005) 『少女歌劇の光芒 ひとときの夢の跡』 青弓社 ISBN 4787272012 --大正から昭和にかけて各地に存在した少女歌劇を、多くの写真や文献資料、関係者らへの取材などによって紹介している。
  29. ^ 梅花歌劇団公式HP募集要項(2018年6月4日閲覧)
  30. ^ 白川宣力(1960) "少女歌劇" p. 206 in 早稲田大学坪内逍遥博士記念演劇博物館(編) 『演劇百科大事典』(第3巻) 平凡社 全国書誌番号:54001493
  31. ^ 元祖ご当地アイドル「日本少女歌劇座」知って 奈良・大和郡山で展覧会”. 産経新聞 (2019年8月27日). 2023年7月5日閲覧。
  32. ^ 昭和初め大和郡山に少女歌劇の拠点、当時のちらしなど展示 市内で2月28日~3月6日、大学教授・鵜飼さん収集の資料”. 奈良の声 (2016年2月23日). 2023年7月5日閲覧。
  33. ^ 第46回国会 衆議院 法務委員会 第14号 昭和39年3月13日
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  35. ^ 鶴田バレエ学院、年内でクローズ 福岡の舞台芸術リード”. 西日本新聞me (2020年9月28日). 2021年10月18日閲覧。
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  37. ^ 料亭 羽田別荘 歴史[リンク切れ]
  38. ^ 四人囃子メンバー 佐久間正英 インタビュー
  39. ^ 横浜開港資料館館報・開港のひろば57号/神奈川新聞社季刊誌横濱2008年夏号
  40. ^ 2012年7月11日西日本新聞「<九州近代歌謡遺聞>キャバレー編<121>少女歌劇団 5年間の舞台生活」
  41. ^ 2012年7月17日西日本新聞「<九州近代歌謡遺聞>キャバレー編<122>スター誕生 封印した2枚のレコード」
  42. ^ サクラ大戦コラボレビュー「OSK SAKURA NIGHT」公演 OSK日本歌劇団
  43. ^ 「サクラ大戦」×OSK日本歌劇団、夢のコラボレーションが実現!南座新開場記念 OSK日本歌劇団『OSK SAKURA NIGHT』上演決定! サクラ大戦.com(公式ページ)
  44. ^ 『最新版 沖縄コンパクト事典』琉球新報社発行、2003年3月。「乙姫劇団」の項。
  45. ^ 2021年9月8日琉球新報「「乙姫劇団」の元団員 仲里松子さん死去 87歳 「劇団うない」でも活動」
  46. ^ a b 1993年3月11日 毎日新聞「実力本位よ! アイドル像破れ!グループで女性タレント育成」
  47. ^ 1995年10月31日 読売新聞「友情をテーマにロック・ミュージカル 南青山少女歌劇団が「聖歌物語」大阪公演」
  48. ^ 吉本興業「少女歌劇団」設立へ 20歳退団・デビュー予定・構想…会見で説明”. モデルプレス (2018年10月14日). 2023年7月5日閲覧。
  49. ^ a b 花やしき少女歌劇団 運営終了のお知らせ” (2022年7月1日). 2022年7月31日閲覧。
  50. ^ 2016年3月30日ニッポン放送”上柳昌彦 あさぼらけニッポン放送”「たったひとつの夢を追い天国へ旅立った“花やしき少女歌劇団”の天使」(2016年3月31日公開、2018年6月5日閲覧)
  51. ^ 浅草少女歌劇団・ローファーズハイ!!に中学生メンバー新加入「新しい風を吹かせたい」”. Deview (2017年11月22日). 2023年7月5日閲覧。





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