水嶋と火国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 03:21 UTC 版)
葦北(熊本県水俣市)に至った皇軍は小島に渡って食事をすることになり、小左(おひだり)という者が冷たい水を持ってくるよう命じられた。しかし島に水はない。切羽詰まった小左が天神地祇に祈ると崖から寒泉(しみず)が湧き出してきた。そこでこの島を水嶋という。半月ほど経って葦北から船出し、日が暮れたところで岸がどこにあるかわからなくなった。遠くに火が見えたので、それを目印に船を進めることにした。無事に岸に着き、そこが八代県の豊村だとわかった。しかし火については何もわからなかった(不知火)。人が起こした火ではないのだろうということで、その国を火国と名付けた。
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