毛氏伊野波殿内とは? わかりやすく解説

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毛氏伊野波殿内

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/15 14:08 UTC 版)

毛氏 伊野波殿内(もううじ いのはどぅんち)は、唐名毛泰永・伊野波親方盛紀(1619年 - 1688年)を系祖とする琉球王国士族(首里士族)。代々本部間切(現・本部町)の総地頭を務めた琉球王国の大名毛氏豊見城殿内門中の一つ。

概要

初代・盛紀は、豊見城殿内六世・豊見城親方盛良の次男。三司官を務め、1666年には伊野波間切(後、本部間切に改称)の総地頭に任じられて、伊野波殿内を興した。八世・盛平も三司官を務め、また“モーイ親方”のあだ名で知られ、沖縄の民話で親しまれている。十五世・盛元のときに、琉球処分を迎えた。

系譜

  • 7世 毛泰永・伊野波親方盛紀
  • 8世 毛克盛・伊野波親方盛平
  • 9世 毛得範・伊野波親雲上盛忠
  • 10世 毛廷翰・伊野波親方盛祥
  • 11世 毛其隆・伊野波親雲上盛真
  • 12世 毛文竜・伊野波親雲上盛周
  • 13世 毛邦俊・伊野波親方盛邑
  • 13世 毛維憲・伊野波親方盛典(盈の字を典に改める。実父は盛真四男・永田里之子親雲上盛敷)
  • 14世 毛光緒・伊野波親方盛方
  • 15世 毛恒福・伊野波親雲上盛元

参考文献

  • 沖縄県氏姓家系大辞典 編纂委員会『沖縄県氏姓家系大辞典』角川書店、1992年(平成4年)。ISBN 978-4040024707 
  • 宮里朝光(監修)、那覇出版社(編集)『沖縄門中大事典』那覇出版社、1998年(平成10年)。ISBN 978-4890951017 
  • 比嘉朝進『士族門中家譜』球陽出版、2005年(平成17年)。ISBN 978-4990245702 

関連項目




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