正成の戦闘術
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/21 16:27 UTC 版)
「三河物語」「干城録」「服部半三武功記」などに、正成の戦闘術が記載されている。 二人の人物を同時に斬れという命令を受けた時、正成は彼ら二人の間に入って歩き、振り返りざまに後ろの者を斬り、その後で前の者を斬った。 正成は常に敵の襲撃を想定しており、眠る時も床に筵を敷いてその上に寝ず、少し離れた所に横になった。 羽織を着る時は、すぐに脱ぎ捨てて戦えるよう、紐を結ばなかった。 敵と戦う時や敵に襲われた時は、まず足の先で蹴り、兜の眉庇を狙うのがよいと語った。 次男の正重に対し「敵と戦う時は兜の眉庇を狙い、顔は唇まで斬りつけ、敵の胴に斬り込み、股、脛、腕、膝を吊り掛けて打ち落とせ」と語った。
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