楊宗稷とは? わかりやすく解説

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楊宗稷

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/25 00:31 UTC 版)

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楊宗稷
基本情報
生誕 1863年????
出身地  中国 湖南省永州市寧遠県
死没 (1931-01-01) 1931年1月1日(68歳没)
ジャンル 中国伝統音楽
職業 古琴奏楽家
担当楽器 古琴

楊宗稷(よう そうしょく、英語: YANG Zong-ji1863年 - 1931年)は、中国近代の古琴家である。名は「宗稷」、字は「時百」、号は「九嶷山人」。寧遠県清水橋の人。広陵派を参考にして、「九嶷派」を創立した[1]

経歴

1948年、20歳で本格的に古琴を学ぶようになる。1908年、黄勉之について「吟猱の法」を学んだ。1964年、36歳の時に北京に居宅を定め、弟子を取って教えるようになる。彼が記した『琴学叢書』は、琴の理論や琴曲32曲を含む総合的な書物である。

弟子

古琴家として有名な彼の門下生には管平湖がいる。また楊宗稷の子の楊葆元も古琴家になった[1]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 傅暮蓉「楊宗稷的琴学貢献」『楽府新声(瀋陽音楽学院学報)』2013年02期、瀋陽音楽学院、中国遼寧省瀋陽市和平区三好街61号、2013年6月15日、 50-57頁、 ISSN 1001-57362018年1月14日閲覧。

関連書籍

  • 呉叶『楊宗稷及其"琴学叢書"研究』人民音楽出版社〈21世紀中国音楽学文庫〉、中国北京市、2015年3月1日(原著2011年)(簡体中文)。ISBN 97871030488872018年1月14日閲覧。
  • 陳 応時[著] , 山寺 三知[訳] [訳]「中国古楽譜研究の回顧と展望」『國學院大學北海道短期大学部紀要 28』2011年 CiNii
  • 九疑山人楊宗稷纂輯・男葆元校字『琴学叢書』中国書店、1993年CiNii



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