梅素薫とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 梅素薫の意味・解説 

梅素薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/22 02:10 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

梅素 薫(ばいそ かおる、生没年不詳)とは、明治時代絵師。作画期は明治20年代(1887~1896) [1]。本名・関根竹二郎[2]。二世梅素玄魚、関根薫とも名乗った[3]。明治中期の錦絵「東京自慢名物会」の見立模様などを描いた[2]

来歴

梅素亭玄魚の子。姓は宮城、名は薫。梅素または梅素亭と号す。明治20年代に活動し、化粧品店を経営していたという。衣服図案の意匠の工夫に長け、豊原国周との合作で揃物の錦絵を版行している。1883年には大倉孫兵衛を版元に芝居の名場面を描いた絵本を多数刊行[4]

作品

  • 「見立昼夜 廿四時之内」 大判錦絵揃物 ※明治23年(1890年)、国周との合作
  • 「東京自慢名物会」 大判錦絵揃物 ※明治29年、国周との合作

参考文献

脚注

  1. ^ 人物履歴: 梅素 薫文化デジタルライブラリー、国立劇場
  2. ^ a b 区内文化財 引幕図案見本帳 中央区総括文化財調査指導員増山一成、広報紙「区のおしらせ 中央」平成26年7月21日号
  3. ^ 梅素玄魚考 : その生涯と芸術性山本野理子、関西学院大学、人文論究巻63号4、2014-02-10
  4. ^ 関根竹二郎/梅素薫国立国会図書館

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「梅素薫」の関連用語

梅素薫のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



梅素薫のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの梅素薫 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS