株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくんとは? わかりやすく解説

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株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 17:32 UTC 版)

株式会社大山田出版仮編集部員山下たろーくん』(かぶしきかいしゃだいやまだしゅっぱんかりへんしゅうぶいん やましたたろーくん)は、『週刊コミックバンチ』で連載されていたこせきこうじ原作の漫画作品。実質的な続編にあたる『山下たろーくん ‐うみとそらの物語‐』(やましたたろーくん うみとそらのものがたり)についても取り上げる。


  1. ^ 『コミックバンチ』誌連載作品で同様にルビが振られた作品は次原隆二の『少年リーダム~友情・努力・勝利の詩 』などがある。
  2. ^ 具体的な年数は書かれていない。
  3. ^ 8話までは島の名前は未定の状態だったが、9話で初めて明らかになった。
  4. ^ たろーの立場は「仮編集部員編」は編集部の草野球チーム選手、「うみとそらの物語」は小学校のチームの監督という違いがある。
  5. ^ 旧校名の表札の上に「海空」の文字が貼り付けられてあった。
  6. ^ ただしたろー自身はそのことに理解できないでいた。
  7. ^ 運動会の時も親は現れなかった。
  8. ^ 出版社はかつてたろーが務めていた大山田出版と記されてある。
  9. ^ 詠み人は担任に没収された小説を取りには行かず、フータローから話を聞いたたろーが取りに行ってその小説を読み感涙にむせび泣くも、「終わったこと」と言って破り捨てたため、たろーとフータローがセロテープで修繕した。
  10. ^ ただしまだ小説を書いていた如月小時代の回想でも芽が出ている描写がある。
  11. ^ 東京では誰もがとめのことを心から付き合おうとせず、「白倉」という名前だけでしか付きあっていないことを感じ取っていた。そのためほとんど通学していなかった。
  12. ^ この時は海空小の生徒に「わたしの僕(しもべ)にしてあげる」と言ったり、仲間が増えて喜んでいるというフータローに対しては「面倒で迷惑なのが来たと思っているくせに」と返していたが、とめ自身は心の中でSOSを発していた。
  13. ^ 辰己がとめを迎い入れるために最高級の待遇でもてなすものの、とめは「自分を利用しようと考えているだけで誰も歓迎していない」と見透かしていた。しかしたろーらが校舎裏に作ったとめの誕生日を祝う雪像(誕生日はびちびちの勘違いによるもので、実際のとめの誕生日は半袖の季節だった)を見て次第にたろーやクラスの仲間に心を開くようになっていった。
  14. ^ 4歳の頃、親のいない誕生日に嫌気が差し家を抜け出して途方に暮れていたところ、たまたま足を運んだ海空小学校で生徒であるおねえさんに声をかけられ誕生日を祝ってもらう。その時に持っていたうさぎのぬいぐるみを見て「不思議な世界から来た女の子」の意味で「アリス」と名付けてもらい、それがきっかけで自分のことを「有栖」と名乗るようになった。おねえさんから「もう少し大きくなったらこの小学校に入って一緒に勉強しよう」と約束していたため、東京から戻ってきたときも家を抜け出して海空小に足を運んでいた。
  15. ^ 辰己も最高の環境や設備がある如月小よりも全てにおいて劣悪な海空小を選ぶことについて理解に苦しんでいた。
  16. ^ 「とめ」と呼ばれると非常に不機嫌になり、実際に呼んだ太郎一に対しては「二度と教師として働けないようにする」と脅しをかけるほどだった。
  17. ^ とめの手のひらより少し大きく、胸元のハートのアップリケに「ぼく3さい」と書かれている。
  18. ^ とめの着る服やユニフォームにはこのぬいぐるみが入るポケットが設けられている。
  19. ^ とめが昔飼っていたとされる犬の名前、ただし実際に飼っていたかどうかは不明。
  20. ^ 龍之介が夜の海に落ちて足の怪我をした件をたろーが庇い、それが原因で辞めさせられる危機に陥った時は「忠犬ぽち」とたろーの無実を信じていたり、最終話でたろーが本土の高校の野球部監督になることで海空小を辞めるかもしれないという話になるが、それ自体がデマだったことで「甲斐性なし」と言いながらも真っ先に飛びついてきたり等。
  21. ^ この時使った画材は仲間からお裾分けされた使い古しの道具で、執事が油絵画材を即座に用意するものの、とめは持ち帰るよう言い、お裾分けの画材で描き上げた。本来は「海空小学校の絵」を描く授業だったが、詠み人以外全員がとめを描いていた。
  22. ^ それでもたろーとは違い漢字は書ける。
  23. ^ 第2時間目で3年生だったフータローが「ぼくたちが転校する前の学校」と言っていたり(その場合だと設立から2年)、第70時間目ではさくらが頼子が亡くなった後「まもなく廃校となり如月小に…」と呟いており、そこから5年経過しているため、設立時期に大きくズレがあるため不明とした。
  24. ^ たろーの授業内容が気になって、学校の規則を破って夜の海に足を運んだ際に滑り落ちて怪我をしたところを夜回りをしていたたろーに助けられるが、その一件をたろーが頑なに口を閉ざして庇ったことによってたろーが教師を辞めされられる危機に陥る。反対に真実を打ち明けると今度は自分が学校を辞めざるを得なくなり、親の期待を背負って入学したこともあり葛藤していたが、辰己のアドバイスを聞いた龍之介はたろーの進退を決める場で自分が勝手に怪我をしてたろーに助けてもらったことを打ち明け、自分が学校を辞めると言い出した。学校としては龍之介に辞められると大きな痛手になるため、結果的には二人とも辞めずに済む。なお、怪我をした龍之介が島に戻ってきたときに迎えに来たのは如月小のクラスメイトではなく海空小の仲間達だった。
  25. ^ 作家の代表作の名前を憶えてもその本まで読む必要はないと教えたり、龍之介がたろーの授業で気になっていた「海藻」と「海草」の違いを「未来には関係ないし役に立たない」と言ったこと等。
  26. ^ 小学生時代、足の遅い同級生から速く走る方法を教えてくれるよう頼まれるが相手にしなかった。その結果太郎一は1位、その子は最下位となり、悔しさで涙を浮かべる姿がずっと記憶に残っていた。
  27. ^ 実は5年前に頼子に桜の枝をあげようとしたときにその桜が枝を折った桜だったことに注意され、そのショックから思わず怒ってしまった直後に頼子が倒れてしまいそのまま帰らぬ人となり、頼子に悲しみを与えたまま死なせてしまったことに苦しんでいた。程なくして学校は廃校になり如月小学校に編入したことから海空小学校には悲しい思い出しか残っていない。
  28. ^ 本人曰く「ただ釣りをしていただけ」で、たろーの服に針が引っ掛かり3人を釣りあげ、二人を船に乗せた後また沈みゆくたろーを引き上げた。
  29. ^ 「たまじい」の「ま」にも濁音がつく。
  30. ^ 水無月小編のあと~須永登場回までの野球回ではない話。


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