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松本孝次郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/24 14:31 UTC 版)

松本孝次郎
松本孝次郎

松本 孝次郎(まつもと こうじろう、明治3年(1870年)3月[1] - 昭和7年(1932年)6月9日[2])は、日本教育心理学者

経歴

東京府東京市神田区で松本孝八の子として生まれる[1]1888年(明治21年)、第一高等中学校に入学し、1893年(明治26年)に卒業した[1]。同年、東京帝国大学文科大学哲学科に入学し、1896年(明治29年)に卒業[1]。同大学院で心理学を専攻し、元良勇次郎の指導を受けた[1]1899年(明治32年)、東京高等師範学校の講師となり、翌年には教授に就任した[1]。また高島平三郎とともに雑誌『児童研究』を発行した[1]

1906年(明治39年)に両江師範学堂に総教習として招かれるが、辛亥革命後に帰国した[2]

昭和7年6月9日没。享年63。戒名は精良院孝誉智賢居士。墓所は雑司ヶ谷霊園

息子の松本神三郎は眼科医となり、長岡赤十字病院などで務めた。

著作

  • 『心理学新教科書』(普及舎、1902年) 福来友吉と共著
  • 『教育学新教科書』(普及舎、1902年) 小西重直と共著
  • 『児童心理学』(博文館、1905年)
  • 『家庭に於ける児童教育』(国光社、1906年)
  • 『教育学要義』(啓成社、1906年)

脚注

参考文献

  • 『現今日本名家列伝』日本力行会出版部、1903年。 



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