東洋紡ビルディングとは? わかりやすく解説

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東洋紡ビルディング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 09:16 UTC 版)

東洋紡ビルディング
情報
用途 事務所
設計者 大林組
施工 大林組東海興業JV
建築主 東洋紡不動産
構造形式 鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
敷地面積 5,643.92 m²
延床面積 35,940 m²
階数 地下1階、地上12階、塔屋3階
着工 1978年(昭和53年)5月
竣工 1980年(昭和55年)5月
所在地 大阪府大阪市北区堂島浜2-2-8
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東洋紡ビルディング(とうようぼうビルディング)は、大阪市北区堂島浜にあるオフィスビルである。東洋紡ビル東洋紡本社ビルとも呼ばれる。

概要

1980年(昭和55年)に東洋紡の本社ビルとして建設された。総合設計制度を活用[1]し、敷地内には公開空地が設けられている。基準階賃貸面積は720坪である[2]

堂島川の北側に位置するこの地は、東洋紡績の旧本店ビルがあった地である。なお、旧本店ビルは、1917年(大正6年)に竣工し、青銅ドーム型屋根を備えたルネッサンス風の赤レンガ建築であった[3]

2017年10月20日に東洋紡は当ビルの信託受益権を売却した[4]。譲渡価額は非開示とされているが、東洋紡の2018年3月期の有価証券報告書に拠ると、譲渡益は10,388百万円で、簿価は建物3,016百万円、土地6,250百万円(合計9,266百万円)[5]であることから、200億円程度で売却されたものと推定される。

また、2020年9月18日には、A3JP堂島浜特定目的会社からAlpha Investment Japan特定目的会社に譲渡された[6]。売り主はプルデンシャル・ファイナンシャル傘下のPGIMのSPC(不動産ファンド)で、買い主は香港の大手不動産ファンドであるガウ・キャピタル・パートナーズ関連のSPCである模様[7]

東洋紡は当ビルを売却後も入居し本社として継続使用していたが、2022年5月に同年春竣工の大阪梅田ツインタワーズ・サウスに本社を移転[8]

受賞等

主な入居者

なお、当ビルの住所(大阪府大阪市北区堂島浜2丁目2番8号)を所在地(本店)として登記している法人は9法人ある(2024年10月13日時点)[10]

過去の入居者

交通

脚注




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