東御方とは? わかりやすく解説

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東御方

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/26 01:49 UTC 版)

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東御方(ひがしのおんかた)は、日本の中古から中世における女性の女房名

  1. 順徳天皇宮人。父は権中納言藤原範光承久3年(1221年)順徳上皇の佐渡配流に供奉し、佐渡に渡った。善統親王、彦成王を産む。寛喜元年(1229年)8月、病により帰京した[1]。生没年不詳。
  2. 正親町守子伏見天皇、のち後伏見天皇宮人権大納言正親町実明の長女。伏見天皇の後宮に入って東御方と称し、寛胤法親王・道凞法親王を産む。のちに後伏見天皇の後宮に入って承胤法親王・長助法親王・亮性法親王・璜子内親王(章徳門院)を産んだ。従三位に叙される。元亨2年(1322年)11月9日没[2]
  3. 室町幕府第3代将軍・足利義満側室。父は日野資俊[3]。経歴など詳細は不明。
  4. 室町幕府第6代将軍・足利義教側室。父は南朝長慶天皇の皇子玉川宮永享3年(1431年)11月、17歳で義教の侍女となるが、永享9年(1437年)11月に配流された。没年未詳[1]

出典

  1. ^ a b 「東御方」 『日本女性人名辞典』、芳賀登ほか監修 日本図書センター、1993年。ISBN 978-4820578819 
  2. ^ 「正親町守子」 『日本人名大辞典』、上田正昭ほか監修 講談社、2001年。 ISBN 978-4062108003 
  3. ^ 臼井信義 『足利義満』(新装版) 吉川弘文館〈人物叢書〉、1989年、251頁。 ISBN 4-642-05150-3 一条経嗣『北山院御入内記』



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