杉山美由希とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 杉山美由希の意味・解説 

杉山美由希

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/07 07:39 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
杉山美由希
MIYUKI Sugiyama
ポジション C
背番号 1
身長 197 (0 ft 0 in)
体重 70kg (154 lb)
血液型 0型
基本情報
本名 杉山美由希
ラテン文字 MIYUKI Sugiyama
日本語 杉山美由希
誕生日 (1994-06-01) 1994年6月1日(27歳)
日本
出身地 中華人民共和国吉林省長春

杉山 美由希すぎやま みゆき 1994年6月1日 - )は中国出身で日本国籍バスケットボール選手。帰化前の中国名は李明陽

来歴

中国吉林省長春で生まれた。10歳でバスケットボールをプレーし始めた。2010年7月にはU-17中国代表として世界選手権に出場した。北京市の首都体育学院附属競技体育学校在籍時にシャンソン関係者にスカウトされ2010年10月に来日した。

2011年1月にシャンソンの杉山明宏部長の養子となり2012年4月に日本国籍を取得し、5月にシャンソンに選手登録した。杉山は登録時点でリーグ所属選手の中で最長身であった[1]

中国バスケットボール協会は杉山が16歳でシャンソンに入社したことを問題視しており、18歳未満の選手の海外移籍を禁止する国際バスケットボール連盟の規定に違反しているとして移籍に必要な手続きを拒否している[2]日本バスケットボール協会は2012年7月に選手登録を取り消した。杉山は2012年シーズンに出場できなかった。

日本バスケットボール協会は国際バスケットボール協会に、杉山が国際大会で日本代表としてプレーできるか、国内リーグでプレーできるかの二点について裁定を求めた[3]。既に日本国籍を取得した選手を長期間に渡りプレー出来ない状態にさせた日本協会の決定については人権侵害であると批判する者もいた。杉山は日本オリンピック委員会に異議申立てをおこない登録問題の早期解決と、JOCによる日本協会への指導を求めた[4]。シャンソンの杉山明宏部長は、この問題に関して日本バスケットボール協会の高橋雅弘女子強化部長を2012年に名誉毀損で刑事告訴している。国際バスケットボール連盟は、日本協会が罰金2万5000スイスフラン(約250万円)、シャンソンが中国協会に2万スイスフラン(約200万円)の補償金を支払う条件で、杉山の選手登録を認める決定を下した。また21歳になった際に日本・中国の両協会が合意すれば、日本代表としてプレーできるとした。日本協会とシャンソンはこの決定を受け入れる予定である[5]

2013-14シーズンから2015-16シーズンまでプレーしたが、2016-17シーズンは退団の発表も無く、HPの選手一覧から削除されている。

参照

[脚注の使い方]

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「杉山美由希」の関連用語

杉山美由希のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



杉山美由希のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの杉山美由希 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS