暗闇ごはん
暗闇ごはん
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/24 13:29 UTC 版)
暗闇ごはんは、視覚を奪った状態で食事をとることによって食べ物と自分が一対一で向き合い、食を考える機会を提供する食育型ワークショップ。
概要
主催はインターネット寺院彼岸寺。東京都台東区にある浄土真宗寺院緑泉寺にて、月に一回開催されている。一回の参加人数は12人程度で、参加者は予めアイマスクを着けた状態で薄暗い部屋の指定された場所に着席する。食事が始まる前には、暗闇でのコミュニケーションに慣れるため、暗闇ジャンケンなどのゲームを行う。食事は野菜を中心とした仏料理が前菜から甘味まで9品程度提供される。食事の最後には調理を行った僧侶がその日の食事を一品ずつ説明し、参加者はアイマスクを外してそれを確認する。所要時間は2時間程度。
視覚が使えないことで、視覚以外の五感を研ぎ澄ませて食事をとる。また、外見や肩書きにとらわれないコミュニケーションの可能性を見出せるプログラムになっている。
参加申込みは、主催である彼岸寺のウェブサイトからのインターネット予約のみとなっている。
沿革
- 2006年7月暗闇ごはんの前身となる企画が他団体との共催にてスタート。
- 2008年1月暗闇ごはんとしてスタート。
- 暗闇ごはんのページへのリンク