晩餐八時
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晩餐八時 | |
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Dinner at Eight | |
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宣伝ポスター。中央にいる女性がマリー・ドレスラー。
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監督 | ジョージ・キューカー |
脚本 | フランシス・マリオン ハーマン・J・マンキーウィッツ |
原作 | ジョージ・S・カウフマン エドナ・ファーバー |
製作 | デヴィッド・O・セルズニック |
出演者 | マリー・ドレスラー ジョン・バリモア ウォーレス・ビアリー ジーン・ハーロウ ライオネル・バリモア |
音楽 | ウィリアム・アクスト |
撮影 | ウィリアム・H・ダニエルズ |
編集 | ベン・ルイス |
配給 | メトロ・ゴールドウィン・メイヤー |
公開 | ![]() ![]() |
上映時間 | 111分 |
製作国 | ![]() |
言語 | 英語 |
製作費 | 43万5000ドル |
配給収入 | 139万8000ドル(北米) 75万8000ドル(海外)[1] |
『晩餐八時』(ばんさんはちじ、原題:Dinner at Eight)は、1933年に製作・公開されたアメリカ合衆国の映画である。ジョージ・S・カウフマンとエドナ・ファーバーの同名戯曲(1932年ニューヨーク初演)の映画化であり、前年の『グランド・ホテル』に次ぐメトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)のオールスター映画として製作された。
あらすじ
ジョーダン汽船会社の社長オリヴァーとその妻ミリセントは、イギリスから訪れてきたファーンクリフ卿夫妻を出迎えるための晩餐会を企画する。そこへ、オリヴァーかつて憧れていた老女優カーロッタ・ヴァンスは、会社の株を売って金を工面するため、彼のもとを訪れる。次いで、成金の事業家であるダン・パッカードが、表向きにはジョーダン汽船会社の資金の融通を引き受けるとしつつも、その裏では会社の乗っ取りを画策していた。ダンの妻キティもまた成り上がり故社交界入りを望んでいた一方、夫妻で晩さん会に招かれた医師タルボットとも関係を持っていた。
一方、落ちぶれたサイレント映画俳優ラリー・レノールトは、ジョーダン夫妻の娘ポーラにすべてをささげるつもりではいたが、恋愛対象としての興味は薄れていたため、許婚者のアーネストとの結婚がうまくいくように動いていた。
そして、晩さん会当日、ファーンクルフ卿夫妻が出席を辞退したため、ミリセントは機嫌を悪くする。また、オリヴァーも会社の株が何者かに買い占められたうえ、持病の悪化により体調を崩す。
また、ラリーもプロデューサーのステンゲルやエージェントのマックス・ケインともめたことでガス自殺を遂げ、これを知ったポーラはショックを受ける。
そのころ、ダンはキティの説得を受け、ジョーダン汽船会社の乗っ取りをあきらめる。こうして、晩餐会を迎えることとなった。
キャスト
- カーロッタ・ヴァンス:マリー・ドレスラー
- ラリー・レノールト:ジョン・バリモア
- ダン・パッカード:ウォーレス・ビアリー
- キティ(ダンの妻):ジーン・ハーロウ
- オリヴァー・ジョーダン:ライオネル・バリモア
- マックス・ケイン(ラリーのエージェント):リー・トレイシー
- ウェイン・タルボット:エドマンド・ロウ
- ミリセント(オリヴァーの妻):ビリー・バーク
- ポーラ(ジョーダン夫妻の娘):マッジ・エヴァンス
- ジョー:ジーン・ハーショルト
- ルーシー(ウェインの妻):カレン・モーレイ
- アーネスト(ポーラの婚約者):フィリップス・ホームズ
ギャラリー
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[./ジーン・ハーロウ ジーン・ハーロウ]とエドマンド・ロウ
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マッジ・エヴァンス
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カレン・モーレイ
スタッフ
- 監督:ジョージ・キューカー
- 製作:デヴィッド・O・セルズニック
- 脚本:フランシス・マリオン、ハーマン・J・マンキーウィッツ
- 音楽:ウィリアム・アクスト
- 撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ
- 編集:ベン・ルイス
- 美術:ホーブ・アーウィン、フレドリック・ホープ
- 衣裳:エイドリアン
- 録音:ダグラス・シアラー
脚注
- ^ The Eddie Mannix Ledger, Los Angeles: Margaret Herrick Library, Center for Motion Picture Study.
外部リンク
固有名詞の分類
- 晩餐八時のページへのリンク