春日氏 (久我家諸大夫)とは？わかりやすく解説

春日氏
本姓	宇多源氏
家祖	源雅信
種別	地下家
出身地	山城国
主な根拠地	山城国
著名な人物	春日仲見
	凡例 / Category:日本の氏族

春日氏（かすがし）は、久我家の諸大夫を務めた氏族。

概要

宇多天皇の孫・源雅信の末裔とされる。15世紀末から16世紀初頭にかけて久我家領の証文の管理や名主職の任命に携わったが、天文年間になると久我家に対して無奉公を働いたり、春日修理大夫が家恩を忘れて蓄電したりしたという^[1]。寛正4年（1463年）2月23日に従三位に叙された源仲重と天文6年（1537年）1月6日に従五位下に叙された春日正光の間、天文12年（1543年）12月28日に従五位下に叙された春日仲条と寛永7年（1630年）に生まれた春日仲見の間に断絶が見られる^[2]。

系図

春日氏

源雅信

源時方

源仲舒

源仲頼

源仲棟

源仲親

源仲康

源仲衡

源仲朝

源仲基

源仲経

源直国

源仲興

源仲重

春日正光
再興

春日仲条

春日仲見
再興

春日仲義

春日仲量

春日仲智

春日仲具

春日仲義

春日仲章

春日景仲

春日仲香

春日仲恭

春日仲襄

春日仲襲

脚注

注釈

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出典

^ 平生遠「戦国期京郊公家領荘園にみる社会変容 : 山城国久我荘における家僕と土豪をめぐって[1]」
^ 三上景文『地下家伝[2]』第21-26 （日本古典全集刊行会、1938年）

[1] 平生遠「戦国期京郊公家領荘園にみる社会変容 : 山城国久我荘における家僕と土豪をめぐって[1]」

[2] 三上景文『地下家伝[2]』第21-26 （日本古典全集刊行会、1938年）

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春日氏 (久我家諸大夫)

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