日産ディーゼルサングレイトとは? わかりやすく解説

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日産ディーゼル・サングレイト

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/13 23:25 UTC 版)

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TC80G 1965年式 UD4型エンジン搭載 前期型フロントグリル 1965年にTC80系はティルトキャブを採用したTC81系に移行した
UEG681 1968年式 UD3型エンジン搭載 後期型フロントグリル 1968~69年式では角形庇付きの独特な形状の速度表示灯が装備された 下記保存車の現役時代末期の姿
5TWDC11H 1970年式 UD5型エンジン搭載の後2軸車
(ただしフロントバンパーは非オリジナルで同社のレゾナ用の物が流用されている)
6TVC11T 1970年式 UD6型エンジン搭載の前2軸車
PTC81S 1971年式 4ストロークのPD6型エンジン搭載車 エンジン音を聴かないとTC81系と区別がつかない サングレイトの最終年式車

サングレイト日産ディーゼル工業(現・UDトラックス)が1963年から1971年まで生産していたキャブオーバー大型トラック。

概要

日産ディーゼル(当時、現「UDトラックス」)初のキャブオーバー型トラックであるTC80型(1960年発売・8トン積み・直4UD4エンジン搭載) と、6TWDC12型(1961年発売・11.5トン積み・直6UD6エンジン搭載)の後継として、両車のキャブデザインを統一して発売。この時一般公募によりサングレイトの愛称がつけられた。後に、前2軸車やトラクタ等の追加、直5UD5及び直6・4ストロークのPD6エンジンの搭載等でラインナップ拡充を図りながら生産され、後継車の新CD / CV系ニューキャブシリーズ(Cシリーズ)に引き継がれた。

歴史

ラインナップ

  • UEG(デザインはサングレイトで日産自動車製ブランド)
  • TC
  • PTC
  • TWC
  • TWDC
  • TVC
  • CV
  • CD

保存車

  • UDトラックス本社でUEG681型1968年式車両(車台番号:UEG681-02225)がレストアされ保存されている。これは、ある愛好家が1988年に当時の日産ディーゼル工業に寄贈した車で、その後未公開状態で保管されていたが、2014年に本格的なレストアを実施して本社前に展示された。レストアにあたっては、側面窓の庇が撤去され、ワイパーの形状も異なるなど、完全なオリジナル形態にはなっていなかったが、2015年7月時点ではワイパーがオリジナル形状に復元され、屋内保管されている。

関連項目

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